雪むかえ
2021年05月25日
山形県の置賜地酒・雪むかえと肴は置賜地方の郷土料理・ひょう干し
今日は山形県東置賜郡川西町の酒蔵・樽平酒造の酒「雪むかえ・純米生酒」を冷酒で飲みました。酒は酒蔵近くのローソン・川西中小松店で501円で購入。樽平酒造と言えば「住吉」の銘柄でお馴染みですが、今回飲むのは「雪むかえ」でこの酒、特別栽培米のササニシキを精米歩合55%まで磨き上げて仕込んだ純米酒の生酒でアルコール度数は13度台と低めです。飲んだ感想は淡麗の少し苦味のある辛口の酒で、飲んでて少し木香を感じアルコール度数13度より高く感じる味わいで、後味には酸味が口の中に残りますが、旨味もそこそこあって美味しかったです。
◎原材料名/米(山形県産)・米こうじ(山形県産米)
◎原料米/ササニシキ100%
◎精米歩合/55%
◎日本酒度/+4〜+5
◎アルコール分/13度
◎内容量/300㎖
製造者
樽平酒造株式会社
山形県東置賜郡川西町大字中小松2886番地
画像は去年の8月に自宅の家庭菜園の落花生畑に群生したスベリヒユ(ひょう)です。
スベリヒユは日本ではほぼ道端に生える雑草扱いですが、世界的には野菜として普通に食べられてる植物で、日本では山形県で「ひょう」と呼ばれ昔から食べられています。
生のひょうを湯がいてお浸しやカラシ和えでも食べますが、山形県では古くから冬の保存食として夏場に採れるひょうを茹でて天日干しにひょう干しを作るそうです。
これが茹でて天日で2日ほど干したひょうです。かなり縮んで水分が抜けて軽くなりました。何か少なくなった様な感じですね。
今日の酒の肴は去年の夏に作ったひょう干しを茹でて水に浸して戻し、山形県の置賜地方で正月料理としては欠かせない郷土料理・ひょう干しの煮物を作りました。ひょう干しは正月に「今年もひょっとして良い事があります様に」と願いを込めて縁起を担ぎながら食べられているそうです。 ひょう干しの煮物は戻したひょう干しに人参・油揚げを油で炒めて、そこに醤油・日本酒・味醂・砂糖を入れて汁が無くなるまで煮込んだ煮物です。食べた感想は生のひょうとは違う独特の食感と生のひょうにある酸味が無く食べやすくてとても美味しく、ご飯のおかずの他にも酒の肴にも最適でした。 食物繊維豊富で栄養もあるそうで良いですね。 気に入ったので今年も夏にひょうを収穫してひょう干しを作りたいと思います。
tanjo0711 at 20:50|Permalink│Comments(0)│