稲麹菌

2015年03月09日

香取・純米自然酒80とタカノハダイをさばいて食べる!

香取・純米自然酒80

「今日の晩酌!VOL.1171」今日は千葉県は香取郡神崎町にある蔵元・寺田本家の酒「香取・純米自然酒80」を飲みました。酒は酒蔵の数軒横にある酒屋さん・江戸屋1112円で購入しました。この酒、こだわりの純米酒で精米歩合が80%とあまり磨いておらず黒いですが、その点 値段もリーズナブルです。 昔ながらの生酛(キモト)造りで仕込まれた酒で無添加・無濾過です。アルコール度数は15度なので飲みやすい様に割水しているのかもしれませんね。そしてここ寺田本家では酒造りに使う麹菌(モヤシ)を市販の物を使わず、自社田から採取した稲麹菌を自社培養して酒造りを行っているらしいです。飲んだ感想はやや濃醇な強い酸味のある酸い酒で、少し糠臭っぽいって言うか糠漬の様な味わいがしますが、またこの味が許せる独特の味わいで酸味の中に旨みがあって美味しかったです。私的には結構好きな味でしたが、吟醸酒などの香りがあったり綺麗な酒が好みの方にはあまり向かないと思うし、好き嫌いがハッキリわかれる酒だと思います。自然の力に任せたこだわりの自然酒が気になる方は是非飲んでみて下さい。

◎原材料名/米(国産)・米麹(国産米)

◎精米歩合/80%

◎アルコール分/15度


寺田本家555 (1)

株式会社 寺田本家

千葉県香取郡神崎町神崎本宿1964


寺田本家555 (2)


寺田本家のホームページ



いけがみ

今日の酒の肴は行きつけの鮮魚を扱うスーパーで280円の激安で売られていた、タカノハダイと言う珍しい魚を買いました。 タカノハダイ名前の由来は鷹の羽の模様に似ている事から名づけられたらしいです。


タカノハダイ (1)

硬い鱗を剥がしてさばいて刺身にしました。タカノハダイはあまり聞いた事のない魚だったので、ググッてみるとウィキにはタカノハダイは白身魚であるが独特な臭気をもち味は不味く食用とされる事は少ない。鮮魚店に並ぶ事があるものの市場に出ることはあまりない。サメやウツボなどと同様の「小便臭さ」をもち(特に頭に近い部分)、暖かい季節にはさらに強くなるとされる。と書かれていました。あぁ 値段が安い理由が分かりました。(泣) でも暖かい季節に臭気が増すとの事、「今は一年で一番寒い季節 臭気は少なく食べれるから売っているのではないか」と勝手に考えてます・・・ ネットの他の記事では「水揚げした場所で臭さが違い 臭いの少ないタカノハダイは美味しい」とも書かれていました。


タカノハダイ (2)

じゃーん タカノハダイの刺身完成! 食べた感想は・・・

  うっ! 美味い! 

身がしまって食感が良く、小便臭さはわずかながら感じるものの食べられないくらい臭いわけでもなく、ワサビを少し多めに付けると全くと言って良いほど臭いは気になりませんでした。そして旨味がしっかりとあり意外に美味しい魚で驚き!!!先にネットで調べて先入観を持ってしまい心配して損した気分でした。


tanjo0711 at 19:15|PermalinkComments(0)TrackBack(0)