神稲

2014年09月17日

幻の酒米「野条穂」で醸した酒!

神稲・純米吟醸・野条穂

「今日の晩酌!VOL.1125」今日は兵庫県明石市の酒屋さん中友酒店1850円で購入した、同市にある蔵元・太陽酒造の醸す酒「神稲・純米吟醸・野条穂」を冷やして飲みました。この酒の原料米に使われている「野条穂」は一時期、山田錦と並んで二大品種と評されて味に定評がありましたが、背丈が高くて倒伏しやすく育成が難しいため昭和40年代後半頃に姿を消しました。でも今から十数年前に復活し、ここ10年くらいの間に少しづつ収量を増やしてきているらしいです。今回飲んだ神稲に使われている「野条穂」は蔵元の地元・明石市江井ヶ島で栽培された物らしいです。そして、この酒ラベルには純米吟醸としか書かれていませんが、酒屋の店主曰くこの酒は純米吟醸の無濾過生原酒らしいです。←生酒は保存方法を誤ると劣化しやすく、本来の味わいを失うのでちゃんとラベルに表示すべき! また いつもながら思う事なのだが太陽酒造の酒は純米系の酒が中心で、特定名称をラベルに表示している割に、それと合わせて酒税法で表示が義務付けられている精米歩合がいつも明記されていません。ルールを知らないのか?不履行なのかは知りませんが、ちゃんとルールは遵守して欲しいですね。←まぁ 飲んで美味けりゃどうでもいいんですけど・・・ 無理が通れば道理が引っ込みますから・・・ 飲んだ感想は濃醇な甘辛い酒で、後味に苦味と辛さがいつまでも舌にまとわり付く様な感じがあります。私的には少し飲みにくい感じですが、旨味はそこそこあって美味しいです。でも収量の少ない「野条穂」を使ってると言えども、この味で4合壜で1850円は高く感じますね。26BYの「野条穂」に期待したいと思います。

◎原材料名/米・米こうじ

◎精米歩合/無明記

◎アルコール分/18度以上19度未満


太陽酒造1408

太陽酒造株式会社

兵庫県明石市大久保町江井島789


バイ貝煮付け

今日の酒の肴はバイ貝の煮付です。たくさん頂いた物を冷凍保存をしていたせいか・・・?身は少し硬かったですが、良い出汁が出て美味しかったです。


 
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tanjo0711 at 20:30|PermalinkComments(2)TrackBack(0)