捕鯨

2020年03月07日

捕鯨の町・宮城県石巻市の鮎川に行く!

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今日は宮城県石巻市のかつては捕鯨の町で賑わった鮎川に行きました。鮎川港のオブジェはもちろん鯨です! 東日本大震災では、津波で波の高さが鯨のオブジェのすぐ下まで押し寄せたそうです。





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鮎川港の前には大きな捕鯨の町らしく、捕鯨船「第十六利丸」が展示されています。津波で流れ着いたのではありません。






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鮎川港にはホエールタウンおしかがあり、中にはビジターセンターや観光物産館が入っています。




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まずは施設内の海鮮レストランなぎさで腹ごしらえ!ここでは海鮮料理や鯨料理が手頃な価格で食べれます。またカレーやラーメン等の普通のメニューもあります。




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私が昼食に食べたのはミンク鯨刺身定食(1200円)です。定食はミンク鯨の刺身にご飯・味噌汁・小針(海藻の煮物)・漬物が付いてます。ミンク鯨の刺身は赤身と皮下脂肪の本皮の2種類です。どちらも調査捕鯨の産物だと思われますが、比較的鮮度も良くて美味しかったですが、特に本皮が甘味があって美味でした。4月から商業捕鯨が再開されると、生の鯨も提供されるんでしょうかね?生の鯨刺しなんてホント最高でしょうね。^^




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食事の後は施設内の外房捕鯨が運営するくじら家に行きました。




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店内では鯨の缶詰や冷凍の鯨肉各種、鯨のいろんな部位が売られていました。晩酌用のアテに鯨の刺身を買いました。



今日は鯨を食べて!買って!短時間でしたが捕鯨の町・鮎川を満喫しました。今度は商業捕鯨が再開されたら行ってみたいと思います。


おわり


鯨食文化!

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tanjo0711 at 23:59|PermalinkComments(0)

2017年07月22日

千葉・南房総の和田浦で鯨の解体を見学する!

鯨解体 (10) - ー


少しアップが遅くなってしまいましたが、

今日は月曜日に千葉県南房総市の和田浦で、

商業捕鯨で捕獲された、

ツチクジラの解体作業を見に行ったので紹介します。




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鯨の解体場は和田浦漁港のすぐ横にあります。和田浦での商業捕鯨は、外房捕鯨と言う会社が行っており、今年の漁は8月15日頃迄で捕獲枠は12頭だそうです。



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解体場近くの岸壁に捕獲されたツチクジラが ワイヤーで繋がれていました。胴体には捕鯨砲から発射され撃ち込まれた黄色の銛が突き刺さっているのが見えます。




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捕獲後、鯨は腹を裂かれた状態でワイヤーで繋がれいますが、これは海水で鯨を冷却する為だそうです。 




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  クジラってメッチャ大き〜い!(^∀^)




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和田浦の捕鯨について詳しくはコチラをお読み下さい。




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朝7時から解体作業が行われるので、鯨にワイヤーを掛けてウインチで引っ張り鯨を解体場まで引き寄せます。



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鯨が解体場に入ってきました。人間と比べるとかなり大きいのが伺えます。




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解体場に運ばれた鯨は、まず最初に大きさを測ったり、色々な測定が行われてました。




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測定が終わると解体が始まりました。まずは尾っぽの方から




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切り落とされた肉や脂身は人の手で運ばれます。



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運ばれた肉や脂身は部位ごとにカットされて氷づけにして冷却していきます。画像は尾っぽの部位の脂身をカットしています。



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次に背中の皮が剝がされていきます。さすが皆さんプロなので手際良くスムーズに解体されていきます。




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皮にフックを掛けてウインチで引っ張り、一気にベロッと剥がします。バリバリバリって大きな音がしました。



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今度は腹側の解体が始まりました。今年初の水揚げという事もあり、見に来るお客さんは私を含め多かったようです。



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側面の皮もウインチでバリバリと剥がされていきます。



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ホント鯨って大きいですね!人が小さく見えます。この鯨1頭でどのくらいの鯨肉が取れるんでしょうね。



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剥がされた皮の付いた脂身(本皮)をカットして氷水に浸けています。奥に移る鯨は前面の皮が剥ぎ取られた状態になっています。



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皮と脂身を剥いだ後は肉の解体です。首周りの肉を切ると大量の血が出てきています。



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大きな血管も切れたんでしょうか・・・?血が滝の様に流れ出ています。





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血が出きった様で肉の解体が始まります。




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背中の肉の解体が始まりました。背骨に沿ってきれいに切っています。



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個体の識別番号なんでしょうか・・・?ここで記録を残す為に写真撮影です。



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今度は側面の肉の解体が始まりました。この床に突き刺さってる長刀みたいな刃物が切れ味抜群で、鯨の骨も簡単に切断されてました。




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背と側面の肉が取られて背骨が丸出しの状態になってます。



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無残な姿ですが、鯨食文化は日本では旧石器時代や弥生時代から現在も続いている伝統でもあります。



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今度は内臓の解体が始まりました。手前に見える白くて大きいのはレバーかなぁ・・・?



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取り出された内臓です。ここでも何か調査が始まり、臓器の大きさや胃の内容物を確かめていました。



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身・内臓が取り出され、背骨の下の肉だけとなりました。



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身の部分は部位ごとに切り出されていきます。



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切り分けても何キロくらいあるんでしょうね・・・? 鉤(かぎ)を引っ掛けて2〜3がかりで引っ張ってるので相当重いんでしょうね。



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切り出された赤身は氷水の中に沈められ、冷却と血抜きが行われてます。



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全てが解体された解体場の様子です。真ん中に頭だけがドーンと残され、口や顎を切り裂いて歯などの調査もされていました。右端にある長いのは背骨です。



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氷水に浸された肉が引き上げられ、これからお待ちかねの一般販売が始まります。




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たくさんの人が保冷バックを持って列を成していました。赤身肉は1キロ2400円で
販売されて、一般のお客さんで5キロとか10キロも買ってるツワモノもいました。私は2キロ購入しました。



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地元の魚屋さんでしょうか?自前の巨大バケツを持ってきて40キロも購入してたのには驚きでした。



どうでしたか?ツチクジラの解体作業 少しグロイ画像もありましたが、こんな感じで解体されて販売されています。私も鯨の解体を見るのは初めてでしたが、日頃滅多に見れない鯨解体作業を目の前で見学し貴重な体験をする事ができました。

和田浦の商業捕鯨は8月15日頃まで行われるので、解体を見学したい方は外房捕鯨のHPをチェックし、捕獲されて解体される時間を確認して是非見に行かれてみてはどうでしょうか・・・ 少しグロイですが日本伝統の鯨食文化にふれあう良い経験ができると思います。



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tanjo0711 at 20:45|PermalinkComments(4)

2009年08月03日

蔚山(ウルサン)の郷土料理・鯨を食べに行く!

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今日は釜山市内にある釜田(プジョン)駅からセマウル号に乗って日帰りで釜山広域市の隣にある蔚山(ウルサン)広域市に行って来ました。


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釜山市内の釜田駅から蔚山駅までは約1時間程で到着で〜す!

今回 蔚山を訪れた理由は、1つはいつもながら御当地のマッコリ探しと、もう1つは蔚山と言えば捕鯨・クジラで有名な町なので韓国ではあまりない、クジラを食べる習慣があるのです!その鯨料理を食べにやって来ましたぁ〜!




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蔚山駅から少し離れた所にある장생포チャンセンポ長生浦と言う場所が鯨で有名な所で、そこには韓国唯一のクジラ博物館があり、その周辺には鯨料理の店が立ち並んでいます。まず最初はクジラ博物館に行きました。


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実物大のクジラの模型です! メチャ!デカイです!


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日本の調査捕鯨で捕獲したクジラの骨を完全な姿で展示されています。これは日本から寄贈されたものです。


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その他にクジラの生態や生息地・捕鯨の歴史などなど、ここに来れば韓国の捕鯨の歴史やクジラについて詳しく学ぶ事ができます! 結構楽しかったですよぉ〜 入館料も2000ウォンと安いしね!^^


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クジラ博物館の横には実物の捕鯨船が展示されていま〜す!


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そして博物館を見学した後は、蔚山の郷土料理である鯨料理を食べに「コレミョンガ」と言う鯨料理店に行きました。

でも、どの店を見ても一人で食べれる鯨料理などはなく、3〜4人前の大皿で出て来る鯨の盛り合わせや、鯨の鍋物と言ったメニューしかないのですが、店の主人に「日本からわざわざ来た」と言う旨を伝えて無理に1人前を造ってもらいました。(^∀^)v




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そして 出て来ましたぁ〜
 
鯨料理〜!


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P1070776고래모듬コレモドゥムと言う鯨肉の盛り合わせを注文しました。通常(小)サイズでも60000ウォンするのだが、特別に1人前を30000ウォンで造ってもらいました。鯨肉盛り合わせは、生の赤身肉や皮や腸・脂身等を湯引きした物等、数種類の部位が出て来ました。日本でも非常に高価な部位・尾の身も少しだけ出て来たから嬉しかったです。食べ方は、辛い醤油に唐辛子が入ったタレや粗塩・コチュジャンと胡麻油を混ぜたタレの3種類で楽しめます。どれも柔らかく美味しいですが、脂身の部分の湯引きは独特の癖(臭い)があり、最初は美味しかったのですが食べ過ぎると臭いと脂っ濃さで少し気分が悪くなりかけました。でも全般的に美味しく、昼間っから焼酎が良くすすみましたぁ〜(^∀^) 日本で、これだけの鯨肉盛り合わせを30000ウォン(約2400円)位で食べるのは絶対に無理なので、美味しい鯨肉を堪能できて大満足でした! 鯨好きの方は、是非 蔚山を訪れてみてくださ〜い!




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最後にこの店では店の横にある作業場で鯨肉を茹でたり、大きな鯨肉をさばいたりと、直接店で作業を行っていました。でも鯨を食べてから作業場の写真を撮りに行くと作業がほとんど終わっていて残念でした。TT



tanjo0711 at 19:22|PermalinkComments(0)