寺田本家
2021年05月09日
千葉地酒・五人娘の純米生酒と肴は千葉県産の鯉の洗い!

今日は千葉県香取郡神崎町にある道の駅・発酵の里こうざきで600円で購入した、同町の酒蔵・寺田本家の醸す酒「五人娘・純米生酒」を冷酒で飲みました。自然酒で有名な寺田本家のこの酒、無農薬栽培の米を精米歩合70%に精米し、酵母無添加で自然の蔵付き酵母の力で生酛造りで仕込まれた純正の自然酒です。飲んだ感想はやや淡麗の酵母無添加の天然の生酛の独特な酸味がある、やや辛口の酒で少しどこか漬物の糠漬けを思わせる味わいがあります。スッキリとしててフレッシュ感と旨味もあってこれはこれで美味しい酒でした。
◎原材料名/米(国産)・米麹(国産米)
◎精米歩合/70%
◎アルコール分/15度
◎内容量/300㎖

製造者
株式会社 寺田本家
千葉県香取郡神崎町神崎本宿1964


今日の酒の肴は酒と同じく道の駅で買った、神崎町の割烹ぐんじの神崎町産の鯉の洗いです。

1パック300円と安い分、5切れ入っていませんが一切れ一切れが肉厚で食べ応えがあり、噛めば旨味があって身の締まった歯ごたえのある食感で、付属の酢味噌でサッパリと食べるとメチャ美味しかったです。
tanjo0711 at 21:59|Permalink│Comments(0)│
2015年03月09日
香取・純米自然酒80とタカノハダイをさばいて食べる!

「今日の晩酌!VOL.1171」今日は千葉県は香取郡神崎町にある蔵元・寺田本家の酒「香取・純米自然酒80」を飲みました。酒は酒蔵の数軒横にある酒屋さん・江戸屋で1112円で購入しました。この酒、こだわりの純米酒で精米歩合が80%とあまり磨いておらず黒いですが、その点 値段もリーズナブルです。 昔ながらの生酛(キモト)造りで仕込まれた酒で無添加・無濾過です。アルコール度数は15度なので飲みやすい様に割水しているのかもしれませんね。そしてここ寺田本家では酒造りに使う麹菌(モヤシ)を市販の物を使わず、自社田から採取した稲麹菌を自社培養して酒造りを行っているらしいです。飲んだ感想はやや濃醇な強い酸味のある酸い酒で、少し糠臭っぽいって言うか糠漬の様な味わいがしますが、またこの味が許せる独特の味わいで酸味の中に旨みがあって美味しかったです。私的には結構好きな味でしたが、吟醸酒などの香りがあったり綺麗な酒が好みの方にはあまり向かないと思うし、好き嫌いがハッキリわかれる酒だと思います。自然の力に任せたこだわりの自然酒が気になる方は是非飲んでみて下さい。
◎原材料名/米(国産)・米麹(国産米)
◎精米歩合/80%
◎アルコール分/15度

株式会社 寺田本家
千葉県香取郡神崎町神崎本宿1964

寺田本家のホームページ

今日の酒の肴は行きつけの鮮魚を扱うスーパーで280円の激安で売られていた、タカノハダイと言う珍しい魚を買いました。 タカノハダイ名前の由来は鷹の羽の模様に似ている事から名づけられたらしいです。

硬い鱗を剥がしてさばいて刺身にしました。タカノハダイはあまり聞いた事のない魚だったので、ググッてみるとウィキにはタカノハダイは白身魚であるが独特な臭気をもち味は不味く食用とされる事は少ない。鮮魚店に並ぶ事があるものの市場に出ることはあまりない。サメやウツボなどと同様の「小便臭さ」をもち(特に頭に近い部分)、暖かい季節にはさらに強くなるとされる。と書かれていました。あぁ 値段が安い理由が分かりました。(泣) でも暖かい季節に臭気が増すとの事、「今は一年で一番寒い季節 臭気は少なく食べれるから売っているのではないか」と勝手に考えてます・・・ ネットの他の記事では「水揚げした場所で臭さが違い 臭いの少ないタカノハダイは美味しい」とも書かれていました。

じゃーん タカノハダイの刺身完成! 食べた感想は・・・
うっ! 美味い!
身がしまって食感が良く、小便臭さはわずかながら感じるものの食べられないくらい臭いわけでもなく、ワサビを少し多めに付けると全くと言って良いほど臭いは気になりませんでした。そして旨味がしっかりとあり意外に美味しい魚で驚き!!!先にネットで調べて先入観を持ってしまい心配して損した気分でした。
2014年08月31日
精米歩合90%の米で仕込んだ無濾過のキモト純米酒

「今日の晩酌!VOL.1121」今日は千葉県は香取郡神崎町の蔵元・寺田本家の醸す酒「香取・生酛純米自然酒90」を飲みました。この酒、ブログのタイトルでも述べましたが、精米歩合90%の殆ど削っていない黒い米を使用していて、昔ながらの生酛造りで仕込み無濾過で製品化した酒なんです。酒は蔵元が日曜日で定休日だったので、蔵元のすぐ横にある酒屋さん・江戸屋で961円で購入しました。酒はグラスに注ぐと黄金色をしていて無濾過なので少しサエが悪く滓が出ていますが、これは無濾過酒なので仕方のない事でこの酒の個性でもあります。飲んだ感想は濃醇な酸味の強い辛口の酒で、最初ちょっと荒っぽい雑な酒の様に感じたが、飲んでて酸味に慣れてくると、荒さは感じなくなり個性の強い独特の味わいですが、強い酸味の中にしっかりとした旨味も兼ね備えた酒で、とても美味しかった。この味わいで生酛純米酒が1000円以下で飲めるのは凄いですね!これはお勧めです。
◎原材料名/米(国産)・米麹(国産米)
◎精米歩合/90%
◎アルコール分/15度

株式会社 寺田本家
千葉県香取郡神崎町神崎本宿1964

今日の酒の肴は鮎の開きを焼いて、たで酢をかけて食べました。たで酢のサッパリとした酸味が鮎の旨味のマッチして美味しい〜 鮎は塩焼きのままでも美味しいが、たで酢も美味しいですね。
2014年08月08日
発芽玄米で仕込んだ生酒を飲む!

「今日の晩酌!VOL.1117」今日は千葉県の発酵の里として知られる神崎町にある蔵元・寺田本家の醸す酒「五人娘・発芽玄米酒・むすひ」を冷やして飲みました。酒は蔵元近くにある神山酒店で1500円で購入。この酒、原料米に無農薬米を100%使用し精米歩合も100%で一切、お米を削っておらず玄米を使用しています。でも、ただの玄米では無く発芽させた発芽玄米を使用しているので、清酒の定義から外れてしまい酒の分類は「その他の醸造酒」となってしまいます。

酒はビールみたいな色をしていて玄米由来の色なのだと思われます。熱を加えていない生酒なので、酵母菌と乳酸菌が生きている為、壜内では発酵が進んでおり開栓すると勢い良く炭酸と共に酒が吹きこぼれるので、少しづつ開栓したり閉じたりして炭酸を逃がし、吹きこぼれなくなったらグラスに注ぎます。私は数十回、開けたり閉じたりして炭酸を抜き切るのに10分くらいかかりました。
飲んだ感想は酸味が物凄く強い酸っぱい酒で、物凄く糠臭いです!例えると古い糠床を酒で溶いて飲んでる様です。実際に飲んだ事はありませんが・・・・ でも腐敗では無く発酵している味なので、独特の味わいだが飲んでて不快ではありません。後味は酸っぱさが去った後にかすかに甘みを感じ、適度な炭酸が残ってるので、やや爽快で酸っぱいですが飲み口は意外に良いです。従来の日本酒から掛け離れた味わいですが、昔 韓国在住中に飲んだ手造りの古い(発酵の進んだ)生マッコリの上澄みを飲んだ時と同じ様な味で、少し韓国に住んでた時の事を思い出し懐かしくなりました。独特な味わいですが、これはこれでカラダに良さそうだし面白い酒でした。
◎原材料名/米(国産)・米麹(国産米)
◎精米歩合/100%
◎アルコール分/9%

(株)寺田本家
千葉県香取郡神崎町神崎本宿1964

酒の肴は、酸っぱい酒には酸っぱい物で対抗しようと京都の伝統漬物「すぐき」を食べました。普通、ご飯と一緒に食べると少し酸っぱい感じなんですが、酒が酸っぱ過ぎて、すぐきの酸味を上回りすぐきが甘く感じました。^^ でも 発酵物同士、意外に相性が良かったです。