外房捕鯨
2020年04月27日
石巻の石川酒造店の酒・北上川と肴はミンク鯨の刺身

今日は宮城県石巻市にある石川酒造店の販売する酒「北上川・本醸造生貯蔵酒」を冷やして飲みました。石川酒造店は石巻の酒蔵ですが、平成10年に石巻を襲った台風の影響で酒蔵が全壊し自醸を断念して現在は加美町の「真鶴」の銘柄の酒を醸す田中酒造店に製造を委託しています。酒蔵の跡地では現在、石川屋酒店を営んでいますが、屋号は(株)石川酒造店として存続しているようです。酒は石川屋酒店に買いに行きましたが営業しておらず、酒屋の近くで立ち話をしてたおばちゃんに聞いたところ「酒屋さんがファミリーマート・石巻南中里店をやってる」と言う情報を得たので、行ってみるとやっぱり予想通りで北上川の酒を販売していました。値段は420円でした。酒は精米歩合65%の米で仕込んだ本醸造で飲んだ感想は淡麗のスッキリとしたやや甘口の酒でアルコール度数が13度台と低めだが、薄かったり水っぽさを感じさせず、低アルながら旨味のある酒で飲みやすくてとても美味しかったです。
◎原材料名/米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
◎精米歩合/65%
◎アルコール分/13度
◎内容量/300㎖

販売者
株式会社 石川酒造店
宮城県石巻市住吉町2-1-31

製造者
株式会社 田中酒造店
宮城県加美郡加美町字西町88-1

今日の酒の肴は宮城県の捕鯨の町・鮎川にある捕鯨会社・外房捕鯨が製造する、南極海産のミンク鯨の刺身です。

解凍して生姜醤油で頂きます。外洋で捕れた鯨なので冷凍物でドリップがどうしても出てしまいますが、臭味が無く筋も無くて食べやすく、脂が無くてサッパリとしていて美味しかったです。
今月から商業捕鯨が鮎川で始まってるので、新鮮な生の鯨が食べれると嬉しいですが・・・ 全国の市場に出回るのか気になるところです。
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2020年03月18日
石巻地酒・墨廼江と肴は鯨の皮刺身!

今日は宮城県石巻市内のヨークベニマル・湊鹿妻店で528円で購入した、同市の酒蔵・墨廼江酒造の酒「墨廼江・特別純米酒」を冷やして飲みました。酒は精米歩合60%の米で仕込んだ特別純米で飲んだ感想はフルーティーな吟醸香の香るやや淡麗のほのかに甘味を感じる酒で、スッキリとしていて味のバランスも良く旨味がしっかりとある酒でとても美味しかったです。この酒は特別純米じゃなく純米吟醸ですね。これは美味しい◎
◎原材料名/米(国産)・米こうじ(国産米)
◎精米歩合/60%
◎アルコール分/15度
◎内容量/300㎖

墨廼江酒造株式会社
宮城県石巻市千石町8番43号

今日の酒の肴は宮城県石巻市の外房捕鯨が製造する、北西太平洋で調査捕鯨で捕獲されたミンク鯨の鯨の皮刺身です。

解凍して生姜醤油で頂きます。食べた感想はくねくねコリコリとした食感で、癖は無く甘味と旨味があって生姜醤油で食べるとサッパリとして美味しかったです。
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2020年03月07日
捕鯨の町・宮城県石巻市の鮎川に行く!

今日は宮城県石巻市のかつては捕鯨の町で賑わった鮎川に行きました。鮎川港のオブジェはもちろん鯨です! 東日本大震災では、津波で波の高さが鯨のオブジェのすぐ下まで押し寄せたそうです。

鮎川港の前には大きな捕鯨の町らしく、捕鯨船「第十六利丸」が展示されています。津波で流れ着いたのではありません。

鮎川港にはホエールタウンおしかがあり、中にはビジターセンターや観光物産館が入っています。

まずは施設内の海鮮レストランなぎさで腹ごしらえ!ここでは海鮮料理や鯨料理が手頃な価格で食べれます。またカレーやラーメン等の普通のメニューもあります。

私が昼食に食べたのはミンク鯨刺身定食(1200円)です。定食はミンク鯨の刺身にご飯・味噌汁・小針(海藻の煮物)・漬物が付いてます。ミンク鯨の刺身は赤身と皮下脂肪の本皮の2種類です。どちらも調査捕鯨の産物だと思われますが、比較的鮮度も良くて美味しかったですが、特に本皮が甘味があって美味でした。4月から商業捕鯨が再開されると、生の鯨も提供されるんでしょうかね?生の鯨刺しなんてホント最高でしょうね。^^

食事の後は施設内の外房捕鯨が運営するくじら家に行きました。

店内では鯨の缶詰や冷凍の鯨肉各種、鯨のいろんな部位が売られていました。晩酌用のアテに鯨の刺身を買いました。
今日は鯨を食べて!買って!短時間でしたが捕鯨の町・鮎川を満喫しました。今度は商業捕鯨が再開されたら行ってみたいと思います。
おわり
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2019年03月13日
千葉地酒・飛鶴と肴は鯨の金玉!!

今日は千葉県木更津市にある、道の駅・木更津うまくたの里で1188円で購入した、君津市の酒蔵・森酒造店の酒「飛鶴・純米酒」を飲みました。この酒、純米酒で4合壜入りで1200円を切っていて安いですが原料米には精米歩合60%の米を使用し、純米吟醸酒並みに削り込んだ米を使用しています。飲んだ感想はやや淡麗の辛口の酒で少し糠臭を感じますが、淡麗の純米酒ながら後味に濃い米の旨味を感じる酒でとても美味しかったです。

◎原材料名/米(国産)・米こうじ(国産米)
◎精米歩合/60%
◎アルコール分/15度以上16度未満
◎内容量/720ml

株式会社 森酒造店
千葉県君津市愛宕202

今日の酒の肴は酒と一緒に道の駅で購入した珍品!房総半島沖で獲れた、つち鯨の睾丸(キンタマ)です。千葉県南房総市の外房捕鯨と言う会社が製造しています。

大小大きさにばらつきのあるキ〇タマが薄くスライスされて6枚入っていました。アノ部位だけあって臭みが強い食材なのか・・・?味付けがニンニクと生姜がもの凄く効いた濃い醤油味で塩辛いです。ニンニクと生姜が強過ぎて素材の味がしません。珍品なんだから、万人受けしなくても素材の味が生きる味付けだったら嬉しかったです。今まで牛のキ〇タマと鹿のキ〇タマを刺身で食べた事があるが、鯨も刺身で食べたら美味しいかも・・・
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2018年08月05日
大分地酒・豊潤と肴はくじらのたれ

「今日の晩酌!VOL.1491」今日は九州をツーリング中に立ち寄った、大分県宇佐市にある酒蔵・小松酒造場で500円で購入した酒「豊潤・特別純米酒」を冷やして飲みました。この酒、通常は540円するらしいが、酒蔵のおばちゃんが消費税分の40円をおまけしてくれました。この小松酒造場は昭和63年に休造してから20年の時を経て平成20年に自醸を再開した復活蔵でもあります。飲んだ感想は酒に結構色がついていますが、やや淡麗のスッキリとしたやや辛口の酒で少し苦味が口の中にまとわり付く様な感じがありますが、淡麗でスッキリとしている割に後味には旨味もそこそこ感じられ美味しかったです。
◎原材料名/米(国産)・米麹(国産米)
◎精米歩合/60%
◎アルコール分/16度
◎内容量/300ml

株式会社 小松酒造場
大分県宇佐市長洲3341

現在は小松酒造場の銘柄は豊潤ですが、昔は勳の松だった様で酒蔵の壁とかに薄っすらと残っています。でも今でも1升壜だけですが、勳の松の銘柄で地元向けに細々と販売しているらしいです。


今日の酒の肴は外房捕鯨(株)が製造する、くじらのたれです。房総半島沖で獲れたツチクジラを使用しています。

くじらのたれは生の鯨肉に塩をして天日干ししたもので、焼いて頂きます。食べた感想は脂はあまりなく、あっさりとしていますが、干してあるので繊維質(筋繊維)が多く硬くて歯が悪い人は食べれないかもしれませんねぇ。硬くても良く噛むと旨味が出てきて美味しく酒の肴に最適です!
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2017年07月22日
千葉・南房総の和田浦で鯨の解体を見学する!

少しアップが遅くなってしまいましたが、
今日は月曜日に千葉県南房総市の和田浦で、
商業捕鯨で捕獲された、
ツチクジラの解体作業を見に行ったので紹介します。

鯨の解体場は和田浦漁港のすぐ横にあります。和田浦での商業捕鯨は、外房捕鯨と言う会社が行っており、今年の漁は8月15日頃迄で捕獲枠は12頭だそうです。

解体場近くの岸壁に捕獲されたツチクジラが ワイヤーで繋がれていました。胴体には捕鯨砲から発射され撃ち込まれた黄色の銛が突き刺さっているのが見えます。

捕獲後、鯨は腹を裂かれた状態でワイヤーで繋がれいますが、これは海水で鯨を冷却する為だそうです。

クジラってメッチャ大き〜い!(^∀^)

和田浦の捕鯨について詳しくはコチラをお読み下さい。

朝7時から解体作業が行われるので、鯨にワイヤーを掛けてウインチで引っ張り鯨を解体場まで引き寄せます。

鯨が解体場に入ってきました。人間と比べるとかなり大きいのが伺えます。

解体場に運ばれた鯨は、まず最初に大きさを測ったり、色々な測定が行われてました。

測定が終わると解体が始まりました。まずは尾っぽの方から

切り落とされた肉や脂身は人の手で運ばれます。

運ばれた肉や脂身は部位ごとにカットされて氷づけにして冷却していきます。画像は尾っぽの部位の脂身をカットしています。

次に背中の皮が剝がされていきます。さすが皆さんプロなので手際良くスムーズに解体されていきます。

皮にフックを掛けてウインチで引っ張り、一気にベロッと剥がします。バリバリバリって大きな音がしました。

今度は腹側の解体が始まりました。今年初の水揚げという事もあり、見に来るお客さんは私を含め多かったようです。

側面の皮もウインチでバリバリと剥がされていきます。

ホント鯨って大きいですね!人が小さく見えます。この鯨1頭でどのくらいの鯨肉が取れるんでしょうね。

剥がされた皮の付いた脂身(本皮)をカットして氷水に浸けています。奥に移る鯨は前面の皮が剥ぎ取られた状態になっています。

皮と脂身を剥いだ後は肉の解体です。首周りの肉を切ると大量の血が出てきています。

大きな血管も切れたんでしょうか・・・?血が滝の様に流れ出ています。

血が出きった様で肉の解体が始まります。

背中の肉の解体が始まりました。背骨に沿ってきれいに切っています。

個体の識別番号なんでしょうか・・・?ここで記録を残す為に写真撮影です。

今度は側面の肉の解体が始まりました。この床に突き刺さってる長刀みたいな刃物が切れ味抜群で、鯨の骨も簡単に切断されてました。

背と側面の肉が取られて背骨が丸出しの状態になってます。

無残な姿ですが、鯨食文化は日本では旧石器時代や弥生時代から現在も続いている伝統でもあります。

今度は内臓の解体が始まりました。手前に見える白くて大きいのはレバーかなぁ・・・?

取り出された内臓です。ここでも何か調査が始まり、臓器の大きさや胃の内容物を確かめていました。

身・内臓が取り出され、背骨の下の肉だけとなりました。

身の部分は部位ごとに切り出されていきます。

切り分けても何キロくらいあるんでしょうね・・・? 鉤(かぎ)を引っ掛けて2〜3がかりで引っ張ってるので相当重いんでしょうね。

切り出された赤身は氷水の中に沈められ、冷却と血抜きが行われてます。

全てが解体された解体場の様子です。真ん中に頭だけがドーンと残され、口や顎を切り裂いて歯などの調査もされていました。右端にある長いのは背骨です。

氷水に浸された肉が引き上げられ、これからお待ちかねの一般販売が始まります。

たくさんの人が保冷バックを持って列を成していました。赤身肉は1キロ2400円で
販売されて、一般のお客さんで5キロとか10キロも買ってるツワモノもいました。私は2キロ購入しました。

地元の魚屋さんでしょうか?自前の巨大バケツを持ってきて40キロも購入してたのには驚きでした。
どうでしたか?ツチクジラの解体作業 少しグロイ画像もありましたが、こんな感じで解体されて販売されています。私も鯨の解体を見るのは初めてでしたが、日頃滅多に見れない鯨解体作業を目の前で見学し貴重な体験をする事ができました。
和田浦の商業捕鯨は8月15日頃まで行われるので、解体を見学したい方は外房捕鯨のHPをチェックし、捕獲されて解体される時間を確認して是非見に行かれてみてはどうでしょうか・・・ 少しグロイですが日本伝統の鯨食文化にふれあう良い経験ができると思います。
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tanjo0711 at 20:45|Permalink│Comments(4)│