北朝鮮
2009年03月22日
北朝鮮の郷土料理を食べながらマッコリを飲む!
今日は友人とソウル市は仁寺洞(インサドン)にある「툇마루집」テンマルジプと言う居酒屋でマッコリを飲みながら一杯やりました。(^∀^)V ☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚
※ちなみにテンマルジプとは(툇마루)テンマルは家の縁側の事で(집)チプは家の事だから「縁側の家」と言う意味です。もしかしたらチプには店と言う意味もあるので、店屋だけに「縁側の店」と言う意味かも・・・・(^∀^)
このお店は、北朝鮮の郷土料理が何品かあり、私が前から食べたかった料理「가자미식해」(カジャミシッケ)が食べれる店なんです!カジャミシッケはカレイ(魚)を塩漬けにして粟と大根・唐辛子で醗酵させた醗酵食品で酸味が効いたカレイの、くにゅくにゅ・にゅるにゅるとした食感に大根のシャキシャキした食感がミックスして美味しい!醗酵食品なので臭いはあるものの全羅南道の郷土料理・ホンオフェよりも強烈な臭いは無く食べやすいです!またマッコリとの相性は抜群でホンオフェとの相性より良いかも・・・ そして次に食べたのが「빈데떡」(ピンデトッ)でこちらも北朝鮮の郷土料理で緑豆の粉を水で溶いてネギや唐辛子などの具を入れて焼いた物で「양념간장」ヤンニョムカンジャン(薬味の入った醤油)を付けて食べると美味しく、特に焼きたての縁(へり)がカリカリで中がふわふわの時に食べるとメチャ美味しいです!
カジャミシッケ
※カジャミシッケは北朝鮮の咸鏡道(ハムギョンド)の郷土料理です。
ピンデトッ
※ピンデトッは、北朝鮮の黄海道(ファンヘド)の郷土料理です。
紹介した料理が気になる方は是非食べに行って見て下さい。場所は仁寺洞(インサドン)の路地のややこしい所にありますが、仁寺洞の観光案内所で住所を元に教えてもらうと良いでしょう。 두리번거리면서 찾자〜(^∀^)
屋号/テンマルジプ
住所/ソウル市鍾路区仁寺洞4-2
営業時間/11:00〜22:00
定休日/なし
/02-739-5683
参考に ※マッコリヤカン入り 7000ウォン
※カジャミシッケ 14000ウォン
※ピンデトッ 9000ウォン
2009年03月19日
韓国最北端の地・ペンニョンドを旅する!
友人と1泊2日で仁川広域市(インチョン)にある仁川港から高速船に乗り、韓国の最北端の地である、백령도ペンニョンド(白翎島)に行きました!
白翎島(ペンニョンド)は地図で見ると、この位置にあります。38度線よりはるかに北にあり、島の目の前は北朝鮮です!この白翎島付近の海域はNLL(休戦ライン)があり、その休戦ラインが韓国と北朝鮮の互いの主張に違いがあり領海侵犯などで、両国のいざこざが絶えない海域でもあります。
仁川港(インチョン)から高速船「デモクラシー5号」に乗って一路、韓国最果ての地・白翎島を目指します! 仁川港から白翎島までは危険海域を少し迂回気味に運航するので距離は228kmあり、高速船で4時間20分かかります。
船内はゆったりとしたシートでテレビを見ながらくつろげますが、この日は悪天候で強風の為、船は大きく揺れゆったりとはできませんでした。乗客は季節外れなので旅行客は少なく、島民と島を警備する軍人の姿が目立ちました。何しろ小さな白翎島に、軍人が3000人も常に駐屯していると聞いた時はビックリしました。さすが国境が接してる島だけありますねぇ。 戦争は休戦中で、まだ終わっていないのです。
悪天候で船が低速で運航した為、約5時間半かかって白翎島(ペンニョンド)に到着で〜す!
島に着いて遅めの昼食です〜! 普通に味噌チゲを食べましたが、わかめとケジャンは、白翎島産の新鮮な素材を使ってるそうです! お腹が減ってたので美味しかったです!
特に美味しかったのは、ソラゲと言うカニを醤油漬けにした「ケジャン」です!カニの身に甘みがありメチャ美味しかったです!
白翎島は風の強い島で、長年の年月を経て風化した岩石がゴロゴロしています!
ここから白翎島で撮った写真の一部ですが、
ゆっくりとご覧ください〜! (^∀^) ↓
島のあちこちに北朝鮮の進入を防ぐ為に、船を接岸できない様なトラップや有刺鉄線が張り巡らされていました。
メチャ広い海岸です!車で走る事もできます!ここは海水浴場で夏場は多くの観光客で賑わうらしいですが、季節外れの今は誰もいませんでした。 TT
岩の上に一本だけある松の木は、小さいけど樹齢400年らしいです!
町の中心部です!何もない田舎の島だが、カラオケBOXと銀行とコーヒーショップがあったのには驚きました!^^
ジャーン! 4輪バギー 島のおばちゃんたちの移動手段です!原チャリではなくて4輪バギーな所が凄いです!さすが岩や崖の多い島だけあります! おばちゃんが何台も連なってバギーを運転している姿を撮れなくて残念でした。
そして島の至る所で見受けられる風景がコレです!ゴミ箱の上に石が置かれている姿です!別にゴミ箱の蓋が風で飛ばない様にしているだけではなく、白翎島の特産品である「까나리・액젓」カナリ・エクチョッを造っている風景なのです。カナリエクチョッとはイカナゴに塩水を加えて発酵させて造る魚醤の事なんです! 私もお土産2本買って帰りました。^^
韓国の最北端の地・白翎島にある最北端の碑の前で
丹醸さん記念撮影〜 (^∀^)v
見晴らしの良い高台の上で〜す!何も見えませ〜ん! 本当ならここから数十キロ先に北朝鮮を望む事ができるのだが、初日は黄砂の影響で2日目は濃霧の為、結局一度も北朝鮮を望む事はできませんでした。ものすごく残念で仕方ありません!(ノ`Д´)ノ
高台には北朝鮮迎撃用の大砲と戦車が一台、配備されていました。
島で獲れた海産物を船着場に来る観光客に売る行商のおばちゃんたちです!観光客がほとんどおらず、売れていなかったので可愛そうでした。
こんな感じで、白翎島を短い時間観光したわけですが、北朝鮮に近い分「緊張の走る怖い島なのかなぁ」と内心思っていた私ですが、確かに軍人は多くまだ休戦中と言う事を新たに実感させられましたが、島民の方らは平和そうに普通に生活していました。自然の美しい白翎島、またいつの日か見れなかった北朝鮮を見に、そして海水浴と釣りをしに来たいと思います!
そして白翎島(ペンニョンド)を後にした・・・・ おわり
2008年10月02日
北朝鮮の酒を飲む!
今日は板門店ツアーに参加した時に、板門店の土産もん屋で買った北朝鮮製の酒「백두산・들쭉술」(ペクトゥサン・トゥルチュッスル)を飲んだ!この酒、原料は「黒豆の木」の実で造った蒸留酒でブランデーみたいな感じもするが、ラベルにはリキュールと記載されていました。アルコール分は40%あります。味は甘苦くてアルコール辛いだけです!香りはとてもブランデーみたいな良い香りがするんだが、底には滓が結構溜まってるし・・・ 正直粗悪っぽくて美味しくないです!そして価格は450ml入りで20000ウォンと結構高いし、ラベルの製造年月日が2000年1月15日になっていたのには驚いた!「何年前の酒 売りつけるねん!」って感じで、製造年月日を見た時点で飲む気が失せました^^
◎原材料名/黒豆の木の実(76.9%)・果糖・大麦
◎内容量/450ml
◎アルコール度数/40度
さすが北朝鮮製、製壜技術も悪いのか・・・? 壜のつなぎ目が異常なくらい、ズレています!
2008年09月12日
板門店と第3トンネルに行く!
今日は北朝鮮と38度線で分断されている所にある、板門店と第3トンネルの見学ツアーに参加しました。私は今回で板門店を訪れるのは2回目ですが、今回は運の悪い事に北朝鮮側の見学団体と出くわしてしまい、あの有名な板門店の会議室を見学する事ができませんでした。非常に残念です・・・・
北朝鮮側の町です!巨大な塔が目立ちますが、塔の先端には北朝鮮の国旗が付いていますが、国旗一枚の多さが230kgもあるそうです!そこからも塔の大きさが想像できますね!そして強風が吹かない限り滅多に旗が完全に広がる事がないらしいです。
板門店を見学した後は、北朝鮮が南進の為に掘った第3トンネルを見学しましたが、写真撮影ができなかったのでトンネル内部の写真はありません・・・^^
第3トンネルの前にある銅像です!分断された朝鮮半島を国民達が押して合体(統一)させようとしている像です。見た時 胸にぐっとくるものがありました。
最後は、ツアーの最後に立ち寄ったトラサン駅で、丹醸さん記念撮影です^^ ここが韓国最後の駅で、この次の駅からは北朝鮮になります。
ツアーは朝から昼食付きで夕方までと充実していて料金は110000ウォンでした。日頃行きたくても行けない所で少し緊張感がありましたが、良い経験ができました。