全羅南道
2009年06月22日
全羅南道・麗水の生マッコリを飲む!そして醸造場も見学する!
全羅南道は麗水(ヨス)を旅行した時に、麗水にあるマッコリの醸造場を見学させてもらいました。そして今日はその見学させてもらった麗水酒造公社の醸す「여수生막걸리」(麗水・生マッコリ)を飲みました!ここの生マッコリは70年の伝統があり、麗水市民は数ある生マッコリの中でも、「このマッコリが一番美味しい」と言う人が多いと麗水を旅した時、案内してくれた所長さんの奥さんがおっしゃっていました。原料は輸入産だが米70%・小麦粉30%の比率で使用しています。そして味はほのかな炭酸があり、もの凄く口当たりが良く飲みやすいです!また雑味等と言った欠点もなくメチャ美味しいマッコリでした。口当たりが良くて雑味がないので、本当に知らず知らずにドンドン飲んでしまいます!(^∀^) いやぁ〜麗水にこんな美味しいマッコリがあったのは驚きでした。麗水市民が支持する訳も良く分かる様な気がします。◎
◎原料名/米70%(輸入産)・小麦粉30%(輸入産)
◎添加物/アスパルテーム
◎容量/900ml
◎アルコール分/6%
製造者
여수주조공사
麗水酒造公社
所在地
여수시 미평동533-2
全羅南道麗水市美坪洞533-2
☆醸造場を見学した時の写真を御覧下さい。 ↓
明日 蒸す為の米を洗米して浸漬している所です。
韓国では麹室の事を「コウジムロ」と日本語で呼んでいます。
これは米麹ではなく、小麦粉で造った小麦粉麹?麦麹なのです!
ここは、大きく日本酒と違うところですねぇ〜
麦麹は、蓋麹法でも造られていました。
この日は蓋の中に麹がありました。
韓国のマッコリの容器は、始めからビニールのラベルが貼られた状態で業者から納入されます。
たくさんありますねぇ〜 (^∀^)
でもこれは、2〜3日分しかありません!
マッコリの製造工程です!
訪れた時は昼と言う事もあり、作業が終わった後だったので実際の作業は見る事ができませんでした。そしてモロミも紹介したかったが、写真を撮る事ができなかったので残念です。ちなみにモロミも「もろみ」と日本語を使っていました。韓国では昔の名残もあり酒造現場や建築・漁業などのいろんな分野において専門用語は今も日本語が使われている事が多い様です。
2009年03月25日
全羅南道・康津の生マッコリを飲む!
今日は全羅南道の「강진」カンジン(康津)に行った時にマッコリの醸造場の前にある雑貨屋さんで1000ウォンで買ったカンジンにある醸造場・ピョンヨン酒造場が醸す「참솔生막걸리」チャムソル生マッコリを飲んだ!このチャムソルと言う名前だが日本語に訳すと上質の松って意味ですが、別に原料に松の木に由来する物が入っている訳でもなく、銘柄の由来はわかりません。そしてこのマッコリの主成分は米や小麦粉ではなく澱粉の様です。飲んだ感想は濁度が低めのサラッとしたマッコリで第一印象は薄く感じますが、甘さと炭酸がほとんどなく酸味が強く後味に苦味と若干雑味を感じます!酒だけで飲むと味のバランスが悪くあまり美味しくなかったですが、キムチと豚足を肴に飲めば美味しく飲めました。
◎使用原料/米41%・小麦粉15%・澱粉44%
◎添加物/アスパルテーム
◎アルコール分/6%
◎容量/900ml
製造者
병영주조장
兵営酒造場
所在地
전남 강진군 병영면 성남리140-3
全羅南道康津郡兵営面城南里140-3
(全羅南道康津郡 ピョンヨン酒造場)
2009年03月13日
全羅南道・霊岩のドンドン酒を飲む!
今日は全羅南道は霊岩郡で醸されているドンドン酒「도갓집동동주」(トガッチブドンドン酒)を飲んだ!このドンドン酒を醸す醸造場のある霊岩郡は日本に漢字と儒教を伝えたと言われている王仁博士ゆかりの地としても有名な所です。酒は米を100%使用していて合成甘味料のアスパルテームも添加されている割りに味は、濁度が非常に薄く甘さ控えめなサッパリとした味わいで雑味は少なく飲みやすいです!とても味は上品過ぎてゴクゴク飲めてしまいます。言いかえれば「みずくさい」とも言えるのだが、後味に心地良い酸味が口の中に広がりとても美味しいドンドン酒でした。
◎原料名/米100%・麹
◎添加物/アスパルテーム
◎アルコール分/7%
◎容量/750ml
製造者
삼호주조
サモ酒造
所在地
전남 영암군 삼호읍 용앙리1702-38
全羅南道霊岩郡
2009年03月11日
全羅南道でホンオのフルコースを食べる!
今日は知人と全羅南道に来ています。梨の産地で有名な羅州市を車で通った時に、羅州市内で「홍어의거리」(ホンオ通り)を見つけたので行ってみました。するとそのホンオ通りには15軒から20軒ほどホンオの専門店がズラーッと並んでいました。
ちょうど昼食どきだったので一軒のホンオ専門店に入りました。この店では国産の新鮮なホンオも食べる事もできます。そして知人が「折角だから国産のホンオコースを食べよう」と言ったので、国産ホンオを食べました。
まず最初に出て来たのは、珍味中の珍味と言われているホンオ(エイ)の鼻の刺身と肝・皮・軟骨の刺身とホンオの皮で造ったかまぼこみたいな物を食べました。ホンオの鼻の刺身は見た目はヌルヌルしているが噛めば独特のコリコリとした食感があり味は何とも言えない旨みがあり激旨です!ほんと珍味中の珍味です!そしてホンオの肝刺しも脂が良くのっていて食べると独特の甘みと旨みが口の中に広がり最高に美味しいです!^^
次に出て来たのは「홍어무침」ホンオムチム(ホンオの和え物)です。発酵させたホンオとミナリ(韓国のセリ)とニンジンをコチュジャンで和えた物です。発酵させているのでホンオ独特の強烈な臭気があります。でもその臭さに慣れている私にとっては美味しくてたまりませんねぇ〜
そして次が「홍어삼합」ホンオサマプです!ホンオフェ(腐ったエイの刺身)は発酵過程で生じた強烈なアンモニア臭とハッカ見たいに食べるとスーッとする独特な臭いと味がある為に、食べ難いが熟成しきった古いキムチに蒸した豚肉とホンオフェを包んで食べると味はまろやかになり食べやすく美味しいです!
次は「홍어튀김」ホンオティギム(エイの揚げ物)です!この揚げ物はただのホンオの揚げ物ではなく長期間発酵させたホンオを揚げたもので食べると臭いも強烈だがアンモニアのスーッとする清涼感が度を越えておりスーッとするどころかスーッとし過ぎて口の中が痛くて辛く感じます!でも店の主人が言うには、この辛さは「ドンドン酒を飲むと辛さが消えます」と言われてコースの一環として出されたドンドン酒を飲んでみたが、飲んでビックリ!あの強烈な臭いと辛さが一瞬でなくなりました!
やや濃厚で甘めのドンドン酒はホンオ料理に良く合い美味しかったぁ〜 (^∀^)v
豆もやしと韓国のセリと錦糸玉子に包まれているのは「홍어찜」ホンオチム(エイの蒸し煮)です!発酵させたホンオを蒸すと蒸気とともに臭気も出てかなり臭います!そして味も強烈で野菜と一緒に食べた方が食べやすいです!
最後は「홍어탕」ホンオタン(ホンオ汁)です!以前にソウルのホンオ専門店で食べたホンオタンは発酵させたエイを具材に使うのでヤバイくらい臭かったが、ここのホンオタンは発酵したホンオを使わずにホンオの肝を野菜と煮込んで作った汁物でホンオの肝から出る脂が旨みがあり食欲をそそります!
今日は、新鮮な国産のホンオをコース料理で堪能できて最高に嬉しく最高に美味しかった〜 (^∀^)v 特にホンオの鼻の刺身 ヤバイです! 美味し過ぎます!^^ こんな旨みと食感を持ち合わせた食べ物はそうそう無いと思います感激しました。また食べたいですねぇ〜 これだけの国産のホンオコースを食べて料金が2人前60000ウォンはありえませんねぇ〜 安すぎです! また羅州市へ行く機会があれば必ず立ち寄りたいと思います。