伊丹諸白
2024年03月23日
日本遺産認定の伊丹諸白と肴は白雪の奈良漬
今日は清酒発祥の地である兵庫県伊丹市の老舗酒蔵・小西酒造の直売所・白雪ブルワリービレッジ長寿蔵で1540円で購入した酒「超特選白雪・伊丹諸白・本醸造」を飲みました。諸白とは今で当たり前の製法ですが、麹米と掛米の両方を精米して仕込む江戸時代に清酒発祥の地・伊丹で生まれた製法です。当時は諸白ではなく片白と言って掛米だけ精米し麹米は玄米のまま使用していました。そして今回飲んだ伊丹諸白は精米歩合70%に磨いた兵庫県産の山田錦を100%使用して仕込んだ本醸造酒で飲んだ感想はやや濃醇な辛口の酒で、ちょっと独特なヨーグルトみたいな酸味と言うのか?つわり香みたいなものを薄っすら感じます。後味は後味はアルコール辛さがカーッとくる少し雑くも感じる酒ですが、最後は旨味がしっかりと口に中に広がり、昔ながら酒って感じの酒で私的には好きで結構美味しいですが、人によっては少し好みが分かれそうな味わいの酒でもあります。燗も付けてみましたが燗を付けると辛さが増して大辛口でガツンときます!そしてちょっとヨーグルトっぽい酸味が和らいで、辛さの中に濃い旨味が感じられ燗映えして燗酒も美味しかったです。
◎原材料名/米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
◎原料米/兵庫県産山田錦100%使用
◎精米歩合/70%
◎アルコール分/15度以上16度未満
◎内容量/720㎖
製造者
小西酒造株式会社
兵庫県伊丹市東有岡2丁目13番地
小西酒造の直売所・白雪ブルワリービレッジ長寿蔵には日本遺産認定の横断幕が掲げられていました。
「伊丹諸白」と「灘の生一本」どちらも個人的に好きで応援している酒なので嬉しいですね。^^
ショップの入口には白雪と伊丹諸白の菰樽が飾られていました。
今日の酒の肴は小西酒造の子会社である白雪食品が製造する奈良漬「白雪・きざみ初雪漬」です。
白雪の酒粕で国産の瓜・胡瓜・生姜を漬け込んだ奈良漬で、刻みなので酒粕をとらずそのまま食べるそうです。食べた感想はカリカリと歯ざわりが良く奈良漬独特の何とも言えな味わいあり、久々に食べると美味しいです。酒の肴に合うし飲んだ後に熱々ご飯と一緒に食べても美味しかったです。
tanjo0711 at 20:55|Permalink│Comments(0)│
2016年03月23日
自家長期熟成・伊丹諸白を飲む!
「今日の晩酌!VOL.1246」今日は2007年9月に購入して8年半の間、押入れで寝かして置いた酒を飲みました。封印を解いた酒は、伊丹の老舗酒造メーカー・小西酒造が地元限定発売で売り出している「白雪・超特撰・伊丹諸白・本醸造」です。
ラベルには製造年月は2007年9月となっています。箱入りでそのまま保存してたので、酒の状態は極めて良好です。
壜の底に少し滓が出てましたが、グラスに注ぐと熟成されて綺麗な黄金色をしていました。飲んだ感想はやや濃醇なやや辛口の酒で、何年も常温で寝かしたので老ね老ねですが、後味はまろやかで最初に感じた辛さがスッと消えて甘みへと変わり、古酒独特の旨味があって私好みの味わいでとても美味しかったです。
◎原材料名/米・米こうじ・醸造アルコール
◎精米歩合/70%
◎日本酒度/+5
◎酸度/1.4
◎アミノ酸度/1.2
◎アルコール分/15度以上16度未満
小西酒造株式会社F
兵庫県伊丹市中央3丁目5番8号
↑ 住所は旧住所・現在は会社集約で住所変更されてます。
今日の酒の肴は何でしょう? 何に見えますか? 韓国料理のスンデや少し金太郎飴っぽくもみえますね!(^∀^) これはイルカ料理で百ひろ(小腸)の湯引きです。静岡県に行った時に蒲原の魚屋さんで購入した物を冷凍保存していました。ポン酢を付けて食べましたが、食べ感想は少しパサパサとした食感でイルカ独特の臭みがあって後味は少し苦味があります。この味わいは通好みの味で一般受けはしないでしょう。わまぁ私は何とか食べられますが、メチャ美味しいとは思いませんが、癖がある料理だけに、個性の強い自家熟成の古酒には良く合いました。
最後にあまり知られていませんがイルカはクジラの仲間で、日本では体長4m以下のクジラをイルカと呼んでいます。だからイルカを食べるのは鯨食文化の一つなんですね。でも鯨は全国的に食べられていますが、イルカは日本国内でも数ヶ所で一部の地域でのみ食べられています。
tanjo0711 at 20:22|Permalink│Comments(0)│