三増酒
2013年04月08日
珍品!15年物の三増酒の古酒を飲んだ!
がんばろう!東北・東北の酒で乾杯!46杯目 福島県
「今日の晩酌!VOL.957」今日は福島県の平田村の酒蔵・若清水酒造で1500円で直売してもらった酒「ひらた・古々酒1997年」を飲みました。この酒、1997年(9BY)に仕込まれた15年物の古酒なんです。でもその割には値段がリーズナブルな気がしませんか?
それもそのはず、この酒ラベルの原材料名を見てみると「糖類・酸味料」入りのバリバリの増醸酒なんです。9BYだと、まだ普通に三倍増醸酒が造れる時だったので、三増酒の古酒という事になりますね。安酒のイメージが強いのに、よくこんな酒を15年間熟成させてたなぁと思います。まぁ 蔵の片隅に忘れ去られてたタンクがあったのか?売れ残りだとは思いますが・・・ 決して意図的に作った酒では無いと思います。でも15年間、熟成に耐え過熟で劣化しなかったもんですね。冷蔵保存だったのか・・・?それかしっかりとした良い酒を醸されているのかもしれませんね。飲んだ感想は思ったより淡麗の酒で最初に少し酸味を感じるが、甘くてスッキリとした飲みやすい古酒です。15年物の古酒の割りに若干色が薄い様な気もしますが老ね老ねです。(^∀^) 糖類・酸味料入りの三増の古酒ですが、古酒の個性が出ている割りに飲みやすい酒で、その上 熟成された旨みもある酒で、私好みの酒でとても美味しくビックリしました。恐るべし三増古酒!美味し〜い(⌒-⌒)
◎原材料名/米・米麹・醸造アルコール・糖類・酸味料
◎アルコール分/15,0度以上16,0度未満
福島県石川郡平田村大字北方字寺屋敷18