ツチクジラ

2017年08月07日

千葉・房総の地酒・秀楽と肴は鯨

秀楽・純米吟醸

「今日の晩酌!VOL.1380」今日は千葉県南房総市にあるセブンイレブン・安房和田町南三原店1532円で購入した、鴨川市の酒蔵・秀楽酒造の酒「秀楽・純米吟醸」を冷やして飲みました。この酒、原料米に精米歩合55%の「酒こまち」と言う品種の酒造好適米を使っています。飲んだ感想は微かに吟醸香の香る濃醇甘口の酒で少し老香もありますが、濃い旨味のある酒で飲み応えがあって美味しかったです。



◎原材料名/米(国産)・米麹(国産米)

◎原料米/酒こまち100%

◎精米歩合/55%

◎日本酒度/+1

◎酸度/1.6

◎アルコール分/15度以上16度未満




秀楽酒造合資会社


千葉県鴨川市貝渚671



千葉県酒造組合のホームページ




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今日の酒の肴はツーリングで関東地方に来ている兄が千葉県南房総市の鯨肉を扱う店・ハクダイ食品で買ってきた鯨肉です。



鯨肉 (1)

買ってきたのは、鯨の尾肉と赤身・さえずりのベーコン、そして南房総特産の地元で獲れたツチクジラを使った、くじらのたれです。



鯨肉 (2)

鯨の尾肉は稀少部位なので50gで700円と高価ですが、適度に脂がのってて身が柔らかくてとても美味しいです。さすが高いだけありますね赤身とは比べ物にならない美味さがあります。さえずりベーコンは鯨の舌の部位のベーコンですが、脂がのっててシコシコとした食感があって和カラシに醤油を付けて食べると最高でした。



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これが南房総特産のくじらのたれを作ってるところです。ツチクジラの赤身肉を醤油に付けて天日干しにして作ります。



鯨肉 (3)

くじらのたれは火で軽く炙って頂きます。食べた感想は簡単に言えば鯨のジャーキーですね!干物なので少し硬くて繊維質が多いですが、噛めば旨味がどんどん出てきて適度な脂もあってとても美味しく日本酒のアテに最適ですね。これは美味い!◎


鯨食文化万歳〜^^


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tanjo0711 at 23:15|PermalinkComments(0)

2017年07月22日

千葉・南房総の和田浦で鯨の解体を見学する!

鯨解体 (10) - ー


少しアップが遅くなってしまいましたが、

今日は月曜日に千葉県南房総市の和田浦で、

商業捕鯨で捕獲された、

ツチクジラの解体作業を見に行ったので紹介します。




鯨解体 (6)
 
鯨の解体場は和田浦漁港のすぐ横にあります。和田浦での商業捕鯨は、外房捕鯨と言う会社が行っており、今年の漁は8月15日頃迄で捕獲枠は12頭だそうです。



鯨解体 (4)
 
解体場近くの岸壁に捕獲されたツチクジラが ワイヤーで繋がれていました。胴体には捕鯨砲から発射され撃ち込まれた黄色の銛が突き刺さっているのが見えます。




鯨解体 (3)
  
捕獲後、鯨は腹を裂かれた状態でワイヤーで繋がれいますが、これは海水で鯨を冷却する為だそうです。 




鯨解体 (7)

  クジラってメッチャ大き〜い!(^∀^)




鯨解体 (8)

和田浦の捕鯨について詳しくはコチラをお読み下さい。




鯨解体 (9)

朝7時から解体作業が行われるので、鯨にワイヤーを掛けてウインチで引っ張り鯨を解体場まで引き寄せます。



鯨解体 (10)

鯨が解体場に入ってきました。人間と比べるとかなり大きいのが伺えます。




鯨解体 (12)

解体場に運ばれた鯨は、まず最初に大きさを測ったり、色々な測定が行われてました。




鯨解体 (14)

測定が終わると解体が始まりました。まずは尾っぽの方から




鯨解体 (15)

切り落とされた肉や脂身は人の手で運ばれます。



鯨解体 (16)

運ばれた肉や脂身は部位ごとにカットされて氷づけにして冷却していきます。画像は尾っぽの部位の脂身をカットしています。



鯨解体 (17)

次に背中の皮が剝がされていきます。さすが皆さんプロなので手際良くスムーズに解体されていきます。




鯨解体 (18)

皮にフックを掛けてウインチで引っ張り、一気にベロッと剥がします。バリバリバリって大きな音がしました。



鯨解体 (20)

今度は腹側の解体が始まりました。今年初の水揚げという事もあり、見に来るお客さんは私を含め多かったようです。



鯨解体 (21)

側面の皮もウインチでバリバリと剥がされていきます。



鯨解体 (22)

ホント鯨って大きいですね!人が小さく見えます。この鯨1頭でどのくらいの鯨肉が取れるんでしょうね。



鯨解体 (24)

剥がされた皮の付いた脂身(本皮)をカットして氷水に浸けています。奥に移る鯨は前面の皮が剥ぎ取られた状態になっています。



鯨解体 (26)

皮と脂身を剥いだ後は肉の解体です。首周りの肉を切ると大量の血が出てきています。



鯨解体 (28)

大きな血管も切れたんでしょうか・・・?血が滝の様に流れ出ています。





鯨解体 (29)

血が出きった様で肉の解体が始まります。




鯨解体 (30)

背中の肉の解体が始まりました。背骨に沿ってきれいに切っています。



鯨解体 (31)

個体の識別番号なんでしょうか・・・?ここで記録を残す為に写真撮影です。



鯨解体 (32)

今度は側面の肉の解体が始まりました。この床に突き刺さってる長刀みたいな刃物が切れ味抜群で、鯨の骨も簡単に切断されてました。




鯨解体 (34)

背と側面の肉が取られて背骨が丸出しの状態になってます。



鯨解体 (35)

無残な姿ですが、鯨食文化は日本では旧石器時代や弥生時代から現在も続いている伝統でもあります。



鯨解体 (36)

今度は内臓の解体が始まりました。手前に見える白くて大きいのはレバーかなぁ・・・?



鯨解体 (37)

取り出された内臓です。ここでも何か調査が始まり、臓器の大きさや胃の内容物を確かめていました。



鯨解体 (39)

身・内臓が取り出され、背骨の下の肉だけとなりました。



鯨解体 (40)

身の部分は部位ごとに切り出されていきます。



鯨解体 (41)

切り分けても何キロくらいあるんでしょうね・・・? 鉤(かぎ)を引っ掛けて2〜3がかりで引っ張ってるので相当重いんでしょうね。



鯨解体 (42)

切り出された赤身は氷水の中に沈められ、冷却と血抜きが行われてます。



鯨解体 (44)

全てが解体された解体場の様子です。真ん中に頭だけがドーンと残され、口や顎を切り裂いて歯などの調査もされていました。右端にある長いのは背骨です。



鯨解体 (48)

氷水に浸された肉が引き上げられ、これからお待ちかねの一般販売が始まります。




鯨解体 (46)

たくさんの人が保冷バックを持って列を成していました。赤身肉は1キロ2400円で
販売されて、一般のお客さんで5キロとか10キロも買ってるツワモノもいました。私は2キロ購入しました。



鯨解体 (47)

地元の魚屋さんでしょうか?自前の巨大バケツを持ってきて40キロも購入してたのには驚きでした。



どうでしたか?ツチクジラの解体作業 少しグロイ画像もありましたが、こんな感じで解体されて販売されています。私も鯨の解体を見るのは初めてでしたが、日頃滅多に見れない鯨解体作業を目の前で見学し貴重な体験をする事ができました。

和田浦の商業捕鯨は8月15日頃まで行われるので、解体を見学したい方は外房捕鯨のHPをチェックし、捕獲されて解体される時間を確認して是非見に行かれてみてはどうでしょうか・・・ 少しグロイですが日本伝統の鯨食文化にふれあう良い経験ができると思います。



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0714

tanjo0711 at 20:45|PermalinkComments(4)

2017年07月20日

南房総の地酒?泉郷・上撰と肴は南房総産のツチクジラ

泉郷・上撰

「今日の晩酌!VOL.1374」今日は千葉県南房総市にある酒屋さん・野村屋本店226円で購入した酒、「泉郷・上撰」を飲みました。この泉郷と言う銘柄の酒は南房総市の千蔵酒造の酒なんですが、現在は自醸しておらず、酒は千葉県神崎町にある鍋店(株)が製造しています。酒造組合には加盟しているので、HPに記載されてる酒蔵の住所地に行ってみると酒蔵は無く、そこには酒を購入した野村屋本店の酒屋さんがありました。そして店のお姉さんが「元々酒蔵をやってました。」と話されてたので、酒蔵を壊して店を建てたのかも知れませんね。飲んだ酒は糖類無添加の普通酒で飲んだ感想は、やや濃醇に感じるキリッとした辛口の酒で、後味は少し甘く旨味もしっかりと感じられる酒で普通酒ながらとても美味しかったです。



◎原材料名/米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール

◎アルコール分/14,0度以上15,0度未満

◎内容量/180ml





野村屋本店

画像は野村屋本店の酒屋さんですが、ラベルの千蔵酒造と野村屋本店は同じ住所なので、酒蔵は無くても千蔵酒造して存続している様ですね。



醸造元


鍋店株式会社


千葉県香取郡神崎町神崎本宿1916




製造元


千蔵酒造株式会社


千葉県南房総市千倉町北朝夷212-1




千葉県酒造組合のホームページ




鯨料理 (1)

今日の酒の肴は月曜日に南房総市の和田浦で鯨の解体を見に行った時に直売してもらった、ツチクジラを日本酒・味醂・醤油・おろしにんにくを入れて漬け込んで作ったツチクジラのづけです。良い感じに味が染みてメチャ美味しい〜 日本酒が進みます!



鯨料理 (2)

2品目はツチクジラのステーキです!火を通すと少し硬くなりますが、低脂肪低カロリーでヘルシーなのと、脂っぽくなくて美味しかったです。




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鯨食文化を守ろう〜


tanjo0711 at 20:54|PermalinkComments(0)

2017年07月18日

房総地酒・寿萬亀と肴は南房総産・生のツチクジラ刺身!

寿萬亀 (1)

「今日の晩酌!VOL.1373」今日は千葉県南房総市にある酒屋さん・野村屋本店1320円で購入した、お隣・鴨川市の酒蔵・亀田酒造の酒「寿萬亀・あらばしり」を冷酒で飲みました。この酒、搾った時に最初に流れ出てくる部分のあらばしりだけを集めた酒ですが、ラベルを見る限りでは特定名称酒の表示は無く普通酒のようです。飲んだ感想はやや濃醇に感じる苦辛い酒で、アルコール添加バリバリの普通酒のあらばしりだけあって荒々しいです。でも飲んでてトロッとした感じと後味にほのかに甘さがあります。最後はいつまでもアルコール辛さが口の中に残りますが、たまに飲む、こう言う荒々しい普通酒のあらばしりも美味しいですね。



◎原材料名/米・米こうじ・醸造アルコール

◎原料米/国産米100%

◎日本酒度/+1

◎酸度/1.3

◎アルコール分/18度




寿萬亀 (2)



亀田酒造株式会社


千葉県鴨川市仲329




寿萬亀 (3)



鯨肉 (1)

今日の酒の肴は千葉県南房総市の和田浦で商業捕鯨の鯨が水揚げされ、昨日解体作業があったのを見に行った時に直売してもらった、さばきたてのツチクジラです。2kg4800円でしたが、家に帰って重さを量ってみると2.5kg近くもありました。ラッキー



鯨肉 (2)

ブロックなので食べやすいサイズにカットしました。一度に食べきれないので冷凍保存して、少しずつ解凍して頂きます。



鯨肉 (3)

今日は捕獲されて一度も冷凍されて無い、生のツチクジラを刺身で頂きました。新鮮なので臭味は全く無く、冷凍物とは違い食感も良くてメチャ美味しかったです。日本酒が凄く進みます。^^


鯨食文化万歳〜!^^

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tanjo0711 at 20:10|PermalinkComments(0)