ツカモト商店
2010年12月27日
大阪・河内の郷土食と大阪酒
今日は大阪東部の河内の郷土食である「さいぼし」を食べました。「さいぼし」とは大阪(河内)などで畜産業に携わる人の間で食されてきた保存食で馬肉を燻製にして干したものです。南河内・現在の羽曳野市で今も盛んに製造されており、販売する会社も結構多いらしいです。今回私が食べた「さいぼし」は羽曳野市向野にあるツカモト商店の物を食べました。そのままでも軽く塩味が付いていて、あっさりとした馬の脂分がほのかに甘くて旨みがあって美味しいです。他の食べ物に例えると まぁ 少し水分を含んだビーフ・ジャーキーに似ているかもしれませんねぇ。 日本酒との相性も良く、日本酒の肴として食べる時は「さいぼし」に鰹節をかけて生姜醤油で食べると美味しいですよ!
そして「さいぼし」を肴に飲んだ酒は、河内の郷土食だけあって河内の酒をと言う事で、北河内・現在の交野市の蔵元・山野酒造の醸す酒「片野桜・生酒」を冷酒で飲みました。この酒、糖類無添加の普通酒の生酒で味は、やや濃醇なやや甘口の酒で、口に含むと後味に若干アルコール辛さが残りますが、生酒独特の水々しさと旨みが感じられて普通酒の生酒としては結構美味しい酒でした。
◎原材料名/米・米こうじ・醸造アルコール
◎アルコール分/14,0度以上15,0度未満
山野酒造株式会社
大阪府交野市私部7-11-2