ウルサン
2009年08月03日
蔚山(ウルサン)の郷土料理・鯨を食べに行く!
今日は釜山市内にある釜田(プジョン)駅からセマウル号に乗って日帰りで釜山広域市の隣にある蔚山(ウルサン)広域市に行って来ました。
釜山市内の釜田駅から蔚山駅までは約1時間程で到着で〜す!
今回 蔚山を訪れた理由は、1つはいつもながら御当地のマッコリ探しと、もう1つは蔚山と言えば捕鯨・クジラで有名な町なので韓国ではあまりない、クジラを食べる習慣があるのです!その鯨料理を食べにやって来ましたぁ〜!
蔚山駅から少し離れた所にある장생포チャンセンポ長生浦と言う場所が鯨で有名な所で、そこには韓国唯一のクジラ博物館があり、その周辺には鯨料理の店が立ち並んでいます。まず最初はクジラ博物館に行きました。
実物大のクジラの模型です! メチャ!デカイです!
日本の調査捕鯨で捕獲したクジラの骨を完全な姿で展示されています。これは日本から寄贈されたものです。
その他にクジラの生態や生息地・捕鯨の歴史などなど、ここに来れば韓国の捕鯨の歴史やクジラについて詳しく学ぶ事ができます! 結構楽しかったですよぉ〜 入館料も2000ウォンと安いしね!^^
クジラ博物館の横には実物の捕鯨船が展示されていま〜す!
そして博物館を見学した後は、蔚山の郷土料理である鯨料理を食べに「コレミョンガ」と言う鯨料理店に行きました。
でも、どの店を見ても一人で食べれる鯨料理などはなく、3〜4人前の大皿で出て来る鯨の盛り合わせや、鯨の鍋物と言ったメニューしかないのですが、店の主人に「日本からわざわざ来た」と言う旨を伝えて無理に1人前を造ってもらいました。(^∀^)v
そして 出て来ましたぁ〜
鯨料理〜!
고래모듬・コレモドゥムと言う鯨肉の盛り合わせを注文しました。通常(小)サイズでも60000ウォンするのだが、特別に1人前を30000ウォンで造ってもらいました。鯨肉盛り合わせは、生の赤身肉や皮や腸・脂身等を湯引きした物等、数種類の部位が出て来ました。日本でも非常に高価な部位・尾の身も少しだけ出て来たから嬉しかったです。食べ方は、辛い醤油に唐辛子が入ったタレや粗塩・コチュジャンと胡麻油を混ぜたタレの3種類で楽しめます。どれも柔らかく美味しいですが、脂身の部分の湯引きは独特の癖(臭い)があり、最初は美味しかったのですが食べ過ぎると臭いと脂っ濃さで少し気分が悪くなりかけました。でも全般的に美味しく、昼間っから焼酎が良くすすみましたぁ〜(^∀^) 日本で、これだけの鯨肉盛り合わせを30000ウォン(約2400円)位で食べるのは絶対に無理なので、美味しい鯨肉を堪能できて大満足でした! 鯨好きの方は、是非 蔚山を訪れてみてくださ〜い!
最後にこの店では店の横にある作業場で鯨肉を茹でたり、大きな鯨肉をさばいたりと、直接店で作業を行っていました。でも鯨を食べてから作業場の写真を撮りに行くと作業がほとんど終わっていて残念でした。TT