イルカのたれ
2017年10月16日
亀甲花菱・金印と肴はイルカのたれ
「今日の晩酌!VOL.1398」今日は埼玉県加須市にある酒蔵・清水酒造で1600円で購入した酒「亀甲花菱・金印」を飲みました。ここ清水酒造は埼玉県加須市の工業団地の横手にポツンとある小さな酒蔵で、現在は社長さん夫婦とお手伝いの人に手伝ってもらって年間150石の少量だけを造る地酒蔵です。亀甲花菱の酒は特定名称酒を中心に香りが華やかな酒が多いですが、今回私が飲んだ金印は昔から地元で愛されている酒で、糖類無添加の普通酒です。飲んだ感想は濃醇な辛口の酒で、後味は意外にまろやかで、しっかりと熟成された旨味のある酒でとても美味しく、私好みの味わいの酒で驚きました。久々に美味しい普通酒と出会えました!これはお薦めですねぇ〜 旨味があって美味しいのでガブガブ飲めてしまいます。そして少し、昔 私が大好きで、今は廃業してしまった大阪府枚方市の重村酒造場の酒に似た味わいがあり懐かしくなりました。
◎原材料名/米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
◎アルコール分/15,0度以上16,0度未満
清水酒造株式会社
埼玉県加須市戸室1006
酒蔵の門柱には、古い表札が付いていて、昔の銘柄でしょうか?亀乃井と書かれています。
酒蔵の前の敷地には古い琺瑯製の開放タンクが放置されています。そこには迷い猫を探すビラが貼られていました。その他にもタンクにはテープを貼った後が多数あるので、この琺瑯タンクは地域の掲示板として余生を送ってるのかもしれませんね。
今日の酒の肴は先日、静岡に出張に行った時に、清水魚市場で購入した清水港の特産品・イルカのたれです。イルカのたれはイルカの赤身肉を塩水や醤油に漬けてから、天日干しした干物です。
イルカのたれは焼いて頂きます。脂っ気が少なくパサパサとした食感ですが、噛むほどに旨味が出てきて美味しいです。筋繊維が多いのか?肉が歯の間によく挟まります。(泣)
人気ブログランキング
鯨食文化万歳〜
tanjo0711 at 21:31|Permalink│Comments(2)│
2015年05月28日
イルカを肴に伊豆の地酒を飲む!
「今日の晩酌!VOL.1187」今日は伊豆の修善寺温泉街の酒屋さんで450円で購入した、地元伊豆の酒蔵・万大醸造が醸す酒「伊豆修善寺・やくぜん・黒米の酒」を冷やして飲みました。この酒、ネーミングの通り黒米を使った酒で、黒米の色素が酒に移り麦茶みたいな茶色をしています。飲んだ感想はやや淡麗に感じる辛口の酒で結構強めの酸味があります。そしてかなり老ねてて古酒の様な味わいがあります。辛さは消えてほのかな甘みへと変わり酸味の中に旨みも感じられる酒で少し変わった味わいですが美味しかったです。
◎原材料名/米・こうじ・醸造アルコール
◎アルコール分/15,0度以上16,0度未満
万大醸造合資会社
静岡県伊豆市年川34
これ何かわかります? 沼津港で売られていた「イルカのたれ」と呼ばれるイルカ肉を醤油に漬けて干した干物です。静岡県の伊豆や沼津等の東部地域では昔からイルカを食べる習慣があるらしく、このエリアではイルカは特に珍しい食べ物では無いらしいです。
どす黒くてカピカピです!黒い赤身肉は焼いて白っぽい皮付きの脂身はイルカ汁にしました。
まずは焼き物 水分が少なくカピカピでしたが焼くと、油分が出てきて少し柔らかくなりました。食べると食感はビーフジャーキーの様ですが味はレバーに似た様な味わいがあります。そして少しイルカ特有の臭味を感じますが旨みがあって美味しいく酒の肴にも良く合います。
2品目はイルカの皮付きの脂身を皮ごと玉葱とジャガイモと一緒に煮込み味噌汁にして「イルカ汁」を作りました。イルカ独特の癖のある臭いが強く、好き嫌いがハッキリしそうですが、私は平気です。(^∀^) イルカの脂は甘みがあり味噌と良く合って臭いはありますが味は美味しいです。そしてイルカの脂には最近注目を集めている不飽和脂肪酸であるDHAやEPAを多く含んでおり、カラダにも良いらしいです。