2023年02月05日
那須塩原地酒・那須野泉の原酒と肴は栃木県の郷土料理しもつかれ
今日は久々に我が町・栃木県那須塩原市に唯一の酒蔵・熊久保商店に行って1500円で購入した酒「那須野泉・原酒」を冷やして飲みました。ここ熊久保商店はかなり昔から酒造りを止め、自醸してない酒蔵で茨城県水戸市の明利酒類から酒を桶買いしています。栃木県酒造組合からも何年か前に脱退していて酒造組合非加盟の酒蔵でもありますが、もはや自社ブランドの酒を細々と売るだけの酒屋さんみたいな感じですね。そして那須野泉・原酒を飲むのは実に14年ぶり 当時はアルコール度数が19度台だったのに今回買ってみたら、糖類入りなのは前回と同じだがアルコール度数は日本酒では最高度数の21度台とアルコール分が2度も上がってパワーアップしていました。(^∀^)(22度以上はリキュール扱い)飲んだ感想は口に含むとトロっととろみのある濃醇な最初甘く感じる酒ですが、飲み込むと強烈なアルコール辛さが襲ってきます。さすがアルコール度数21度の原酒ですね!でも意外に飲んでると辛さに慣れてきて、また後味はまろやかにも感じ始め旨味も適度にあって久々に飲んだ那須野泉おいしかったです。中味は他所の酒かも知らんけど我が町・那須塩原市で廃業しないで今も年老いたお婆ちゃんが細々とやってはるので頑張って欲しいですね。
◎原材料名/米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール・糖類
◎アルコール分/21度以上22度未満
◎内容量/720㎖
合名会社 熊久保商店
栃木県那須塩原市高林374
本来なら今は販売者と記載しなければいけないが、昔のラベルをそのまま使用しているので、製造者や販売者の記載がありません。
熊久保商店の店の中です。那須野泉の酒の他に焼酎も販売していました。
今日は初午 栃木県を中心とした北関東の一部の地域では、鮭の頭と主に節分の残りの大豆・根菜類・酒粕を煮込んで「しもつかれ」と言う郷土料理を作って食べる日なんです。私は関西人なんでしもつかれは作りませんが、栃木県民になってからはしもつかれを買って食べています。
しもつかれってどんな食べ物?ってよく他県民に聞かれますが、その時は私は汁の無い冷えた粕汁みたいなもんと説明しています。なのでしもつかれは冷して食べると美味しいんです。今回食べた大田原の産直で買ったしもつかれは、大根の汁の苦味も無く砂糖で激甘でも無く素材の旨味が引き出されていて良い味付けでとても美味しかったです。しもつかれは各家庭ごとに入る具材や味付けが微妙に変わるので近所で交換し合ったりして、いろいろなしもつかれを楽しんでると言う話も聞いた事あります。
tanjo0711 at 21:41│Comments(0)│
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