2020年01月01日

和歌山地酒・熊野紀行と肴は鯨づくし!

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新年最初の晩酌の今日は和歌山県新宮市にある酒蔵・尾崎酒造1320円で購入した酒「熊野紀行・純米酒・山廃仕込み」を飲みました。この酒、精米歩合60%の米で山廃仕込みで仕込んだ純米酒で使用酵母は、和歌山県工業技術センターで開発された「熊野古道酵母」を使用しています。飲んだ感想はやや濃醇に感じる辛口の酒で、少し強めの酸味があり後味に苦味が口の中に残りますが、熟成された旨味も感じられ結構美味しかったです。太平洋




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◎原材料名/米(国産)・米こうじ(国産米)

◎精米歩合/60%

◎使用酵母/熊野古道酵母

◎アルコール分/15度以上16度未満

◎内容量/720㎖





たいへいよう



尾崎酒造株式会社




和歌山県新宮市船町3-2-3




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今日の酒の肴は捕鯨の町で有名な和歌山県太地町にある、道の駅・たいじで購入した、色々な鯨肉で部位は赤身・ウネス・本皮・うでものです。




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これは太地港産のカズハゴンドウ鯨のモツで、こちらの地方では茹でた鯨のモツを「うでもの」と呼んでいます。少し臭いが強かったので再度、少し日本酒を入れて茹で直しました。部位は色々で、胃袋にレバー・心臓・小腸・肺・腎臓(マメワタ)等が入っていました。




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ポン酢を付けて食べましたが、部位ごとに食感と味が異なり面白いですが、部位によっては癖が強く臭味があって好き嫌いがハッキリ分かれる食べ物だが、胃袋・心臓・肺は癖が無くて食べやすく美味しかったです。




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次は南氷洋産のミンク鯨ウネス本皮赤身です。高級なウネスは適度な脂と肉の旨味が合わさって生姜醤油で食べるとメチャ美味しいです。本皮はコリコリ、クニュクニュした食感で脂身ですが、脂に甘みがあり、あまり量を食べれるものではありませんが美味しいです。最後は一般的な赤身で、脂が全く無くてサッパリとしていて癖が無くて食べやすいです。どれも冷凍物ですが美味しく、地酒との相性も良かったです。
鯨食文化


tanjo0711 at 23:55│Comments(0) 和歌山県の日本酒 

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