2018年03月04日
どぶろくのような純米酒を飲む!肴はミンク鯨の百尋

「今日の晩酌!VOL.1439」今日紹介するのは先週、埼玉県小川町の松岡醸造の帝松蔵まつりで購入した「帝松・どぶろくのような純米酒・活性にごり酒」です。この商品、1500ml入りで通常2160円で販売されているらしいが、蔵まつりの特別価格で消費税分サービスで2000円で購入しました。発酵中のモロミを粗く濾した、どぶろくのような純米酒で、酒類の分類は雑酒ではなく純米酒なので日本酒と書かれています。

発酵しているので壜内で炭酸ガスが発生して泡がプクプクしています。

梅酒を漬ける時に使う様な壜に入っていますが、蓋を外すと内蓋もあり、そこには注ぎ口とガス抜きの穴があいていました。

こんな感じで汚さず綺麗に注ぐ事ができます。

器に注ぐとドロッとおかゆみたいです。飲んだ感想はほぼモロミなので、発酵中の炭酸ガスがシュワシュワとガス感があります。最初ほのかな甘味があり、その後に苦味と辛さが口の中に残ります。でも意外に飲みやすくて独特の風味があって、本来の日本酒とはかけ離れていますが、これはこれで美味しいですね。購入してから毎日1杯づつちびちび飲んでいますが、日が経つにつれて苦味と辛さが強くなってる感じがしました。また数杯飲むと液体分がほとんど無くなり、ドロドロっと米の食感がゴリゴリとしたおかゆみたいです。ちょっと変わった日本酒ですが、どぶろくやにごり酒が好きな方にはお勧めかもしれませんね。
◎原材料名/米(国産)・米麹(国産米)
◎精米歩合/70%
◎アルコール分/15%
◎内容量/1500ml

松岡醸造株式会社
埼玉県比企郡小川町下古寺7-2

埼玉県酒造組合のホームページ

酒蔵の敷地内にには帝松と書かれた、大きな屋外タンクがありました。どんな酒を貯蔵してるんでしょうか?気になるところです。

酒蔵のショップの前にあった帝松の通い徳利です。また信楽焼の狸が可愛らしいですね。

今日の酒の肴は和歌山県太地町にある道の駅・たいじで870円で購入した、ミンク鯨の百尋(ひゃくひろ)です。百尋は部位的には小腸にあたります。

解凍してスライスして生姜醤油でいただきます。少し内側の部位がパサパサとしますが、癖は少なく旨味があって美味しかったです。
0714 0408
鯨食文化
tanjo0711 at 19:35│Comments(0)│
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