2017年06月26日
灘・西宮郷の酒・島美人を飲む!

「今日の晩酌!VOL.1368」今日は西宮市にある酒のDS・東鶴で2149円で購入した、灘五郷は西宮郷の北山酒造の酒「島美人・純米酒・The西宮」を飲みました。北山酒造は戎神社の総本社である西宮神社の国道を挟んで前にある酒蔵ですが、現在は自醸はしておらず小さな事務所を構えてるだけとなっています。どこかに製造委託してると思われますが、今回飲んだ島美人の純米酒は原料米に山田錦を使用し、精米歩合は65%と少し削り込んでいて仕込水に宮水を使用したこだわりの純米酒です。飲んだ感想はやや濃醇な少し甘く感じる酒で、適度な酸味とアミノ酸が少し高いのか・・・?少しクドい味わいも感じられますが、旨味のある酒で美味しかったです。
◎原材料名/米(国産)・米こうじ(国産米)
◎原料米/山田錦
◎精米歩合/65%
◎アルコール分/15,0度以上16,0度未満

北山酒造の酒蔵です!見た感じ酒蔵というよりも事務所ですね。建物の前にはビニールシートを被ったサーマルタンクが1本ありました。近くに行くと冷蔵設備の音がしていたので、中に酒が入ってて酒を低温で貯蔵しているようです。

北山酒造株式会社T
兵庫県西宮市宮前町8番3号
灘五郷酒造組合のホームページ

今日の酒の肴はGWに実家に帰省した時に猪名川町にある中元かしわ店で購入して冷凍保存していた、丹波地鶏のムネ肉をタタキにして食べました。歯応えのある地鶏の肉ですが、噛めば旨味が出てきてメチャ美味しいです。柚子コショウで食べても美味しいですが、最近の私のマイブームは地鶏タタキにアミの塩辛を少しのせて食べてます。アミエビの旨味と地鶏の旨味がマッチしてとても美味しいんですよ!日本酒がほんと進みます!(^∀^)
おまけ ↓ ↓ ↓
この間、古いタンスを解体していると・・・

タンスの内側に新聞紙が貼り付けられていて、その中に灘五郷酒造組合の広告がありました。新聞の日付は昭和41年10月20日木曜日でした。この当時で灘五郷酒造組合に加盟する酒蔵は65蔵もあったんですね。伏見の月桂冠をはじめ、和歌山の大東一・日本城、岐阜の菊川、滋賀の金亀など数多くの地方の酒蔵が灘に進出していたのが伺えます。時代の流れと阪神大震災の影響も受けて現在では灘五郷酒造組合加盟の酒蔵は26蔵とかなり減り、西宮市内の中小の酒蔵に限っては自醸蔵がほとんど無い状態ですが、これからも頑張って欲しいですね。
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この記事へのコメント
1. Posted by skekhtehuacso 2017年06月26日 23:32

私の手元にある「灘の酒 博物館」(1983.10 講談社)には58蔵が掲載されておりますが、昭和41年当時には65蔵もあったのですね。
日本酒離れは自業自得(三増酒を残したことの報い)の面も否めませんが、震災で被災した蔵をうまく建て直してあげることができてさえいれば、26蔵ってことにはならなかったのではないかと悔やまれるように思います。
2. Posted by 丹醸 2017年06月28日 22:09
skekhtehuacsoさん こんばんは
そうですね、私もレアさに新聞を剥がそうとしましたが、糊でしっかりと貼られていて、破れて剥がせませんでした。(泣)
阪神大震災が無かったら、灘でも中小の歴史ある木造蔵の酒蔵がたくさん活躍してたと思います。ほんと残念でなりません。
そうですね、私もレアさに新聞を剥がそうとしましたが、糊でしっかりと貼られていて、破れて剥がせませんでした。(泣)
阪神大震災が無かったら、灘でも中小の歴史ある木造蔵の酒蔵がたくさん活躍してたと思います。ほんと残念でなりません。