2014年08月04日

福島県白河市の希少酒!関の正宗を飲む!

関の正宗・普通酒 (2)

がんばろう!東北・東北の酒で乾杯!89杯目 福島県

「今日の晩酌!VOL.1115」今日は福島県白河市にある蔵元・白河醸造で販売してもらった酒「奥州・関の正宗」を飲みました。ここ白河醸造は福島県酒造協同組合に加盟していません。そして、白河醸造は私の使っている酒蔵のデータベースには出てくるものの、白河の街中では白河醸造の酒は見かけた事が無かったので、飲みたいと思い酒蔵に電話してみると、「現在市場に酒を出していない」との事、でも「事務所まで取りに来られるなら用意する事ができます。」と言われ販売してもらいました。酒の種類を尋ねてみると、「うちは現在、普通酒の1種類のみの販売となります。」と返事が返ってきました。酒は糖類無添加の普通酒で値段は1本1638円で、今回2本セットの箱入りを買いました。飲んだ感想はやや淡麗の甘口の酒で、後味にアルコール辛さがあって少し老ねていますが、普通酒にしては旨味がしっかりとある酒で美味しかったです。燗を付けると甘辛い感じで、淡麗からやや濃醇気味に感じ、旨味が更に増して燗映えして燗酒も美味しかったです。


関の正宗・普通酒 (1)

◎原材料名/米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール

◎アルコール分/15度以上16度未満



白河醸造 (1)

酒蔵のデータベースに記載されていた白河醸造住所に行ってみると、古びて崩れそうな小屋があるだけで酒蔵って感じはしませんでした。おそらくこの場所では酒造りはしてなさそうです。でも門の看板には「白河醸造」って書かれていたので所有地なんでしょう。


白河醸造 (2)

データベースに記載してあった電話番号に電話すると、「白河郵便局の隣にあるコープの2階に事務所があるので、そこにお酒を取りに来てください」との事で行ってみると確かにコープの中に白河醸造事務所がありました。


関の正宗・普通酒 (3)

事務所で酒を受け取って、早速 車の中で酒のラベルを見てみると、ラベルの住所がデータベースの住所でもなく、コープ内の事務所の住所でもなく、白河市の隣の村の西郷村になっていました。そして社名の後ろにNのアルファベットがあるので、また西郷村の場所でも壜詰めは行ってない様です。 気になったので住所地に行きました。


白河醸造 (3)

ラベルにあった西郷村の住所に行ってみると、酒蔵らしい建物は見当たらず、真新しい倉庫が建っていました。その敷地内にはタンクが3つ置いてありました。酒蔵を潰して倉庫を建てた時に放り出されたタンクなんでしょうかね。 なんか白河醸造って謎だらけですね。


関の正宗・普通酒 (4)

酒の肴は福島県の郷土料理であるいかにんじんです。いかにんじんは松前漬に似た味わいで、甘辛くて日本酒に良く合いま〜す! 最近ではTVで紹介された影響もあり、福島県内のスーパーで取り扱う店が多くなりました。


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tanjo0711 at 19:30│Comments(0) 福島県の日本酒 

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