2013年10月03日
高濃度清酒・徳若の極を飲む！
「今日の晩酌！ＶＯＬ．1018」今日はお盆休みに実家に帰省した時に灘五郷は西宮郷にある酒蔵・万代大澤醸造の直売所で2200円で購入した酒「徳若・原酒・極」を冷酒で飲みました。この酒、4合壜で2200円もする高価な酒だが中味は糖類添加の増醸酒です。そしてアルコール度数は26度近くあってかなり高濃度です。高濃度の糖類添加酒と言えば、万代大澤醸造の隣にある「寶娘」の銘柄の酒を醸す大澤本家酒造が有名なので、おそらく この酒は大澤本家酒造の酒だと思われます。まぁ 親戚やからね。 そしてこの酒は以前は清酒として売られていましたが、酒税法の清酒の定義が平成18年5月に改正されたのを受けて、アルコール度数が22度以上ある清酒なので清酒の定義から除外されてリキュール扱いとなってしまいました。その為、ラベルの裏貼には大きく「リキュール」と書かれています。 まぁ 高価な糖類添加酒ですが高濃度の清酒って珍しいので興味本位で買ってみました。＾＾ 飲んだ感想は最初試しにストレートで飲んでみたが、濃醇な甘口の酒でアルコール度数が26度もあるので後味は甘くベトベトした感じの中に猛烈なアルコール辛さがあり喉が焼けます。どこか江戸時代に良く飲まれていた味醂を焼酎で割った飲み物「柳陰」（本直し）に似た味わいでした。ストレートは飲み難いので氷を入れてロックで飲んでみました。まだちょっと濃いですが後味のアルコール辛さは緩和され熟成された旨みがアルコール辛さに変わって感じられ、高濃度の糖類添加酒ですがこれはこれで結構美味しかったです。
◎原材料名/米（国産）・米麹（国産米）・醸造アルコール・糖類
◎アルコール分/25度以上26度未満
万代大澤醸造株式会社
兵庫県西宮市東町1丁目13番25号
灘五郷酒造組合のホームページ
tanjo0711 at 19:05│Comments(0)│
│灘五郷の酒（兵庫県）
