2009年04月10日
韓国から国境の島・対馬を旅する!グルメ篇
今日はグルメ篇〜 対馬で食べた、
郷土料理などをまとめて紹介します〜
厳原の中心部にある対馬市交流センター内にある対州庵では、 「対州そば」550円と「いりやきそば」650円を食べました。対馬ってあまり知られていないが、蕎麦の産地でもあり島内では対州そばとして良く食べられているようです。
対州そばで〜す!対馬産のそば粉を使った蕎麦ですが、十割蕎麦ではなく9:1の9割そばらしいです。蕎麦の香りが良く美味しかったぁ〜
対州庵では、違う日だがもう1品食べました。それは対州そばを使った「いりやきそば」と言う麺料理で、具は対馬地鶏とこんにゃく・かまぼこ・葉野菜が入っていました。味はかなり甘口そばでしたが、つゆの上にやたら油が浮いていたので、もしかしたらそばと具材を炒ってからつゆを入れてるのかもしれませんねぇ〜 味はかなり甘いがまぁまぁ美味しかったです。
対馬2日目の晩は素泊りにしたので、厳原の中心部にある「味道楽・つしま」と言う店で晩御飯を食べました。
まず最初に冷酒を飲みながら「さざえの刺身」を食べました。この店新鮮な海産物を出す事で定評がある様だが、新鮮な刺身はコリコリとした歯応えが強くて美味しいです!これで600円はまぁ安いかなぁ〜
そして次に食べたのが、店に「石焼きはじめました。」と書いてあったの注文してみた。石焼きとは対馬の郷土料理で海辺にゴロゴロしている平べったい石を焼いてその焼けた石の上で新鮮な魚介類や野菜を焼いて食べる料理で、どの店で食べても非常に高かったが、この店は寿司3貫とデザート付きで3500円で怪しいと思ったが食べてみた。そして石焼きの準備が始まってガッカリしたのが、海辺の自然の石を使わないで、韓国の石焼きビビンバ様な石鍋が出てきたではないか! 「なぜ自然の石じゃないの?」と尋ねると「自然の石を使うと魚介類を焼いた時に汁が出てそれがテーブルに落ちて汚いからうちではこの石鍋でやってます。」と言われて、やる気の無さにあきれて正直店を出て行きたくなりました。
そして石はもう仕方ないとして、今度は食べ方だ!店の人が焼いてくれたのだが、石に材料が焦げ付くのを防ぐ為かふんだんにバターを敷いて焼いていました。折角新鮮な魚介類・アワビやサザエ・イカ・タコ・魚を使っているのに、バターの味しかせず脂っぽくてムニエルみたいだった。おまけにバター味の焼けた具材を「焼肉のタレかポン酢に付けて食べて下さい。」と言われて「バターギトギトの上に焼肉のタレを付けて食うんかいっ!」って感じで正直むかついた!本当の石焼き料理も知らずに適当に石焼き料理と名乗って客をガッカリさせているのです。対馬の石焼き料理のイメージダウンにつながり、本当の石焼き料理を提供している店が可哀想でなりませんねぇ〜 こんなふざけた食材の良さが生かせてない料理は止めにして、残った料理はわさび醤油で刺身で食べました。その方が何倍も美味しかったです!!!
そして最後は、寿司3貫と味噌汁、デザートです!寿司はネタが新鮮で美味かったです!イチゴが少し熟れ過ぎでズルズルしてました。魚介類は新鮮で良いのだが、店のやる気やこだわりが感じられずガッカリでした。
対馬北部の町・比田勝で地元島民に人気がある食堂「かいかん食堂」に行きました。「ちゃんぽん」と「とんちゃん」を食べに行ったのだが、人気店だけに少し待たなければいけません。
店でも具だくさんで人気のメニュー・ちゃんぽんです!
そしてこの「たいかん食堂」もう一つ人気があるメニューが対馬の名物料理である「とんちゃん」です!とんちゃんは、豚肉を特製のタレに漬け込んで焼いた料理で、戦前に対馬に住んでいた韓国人が日本料理風にアレンジして作られたと言われている料理です。そして「たいかん食堂」のとんちゃんは、ふんだんの野菜と豚肉を特製のタレに絡めたもので、ボリュームがあります。例えれば豚の生姜焼きみたいな感じで味が少し濃くて御飯が何杯でも食べれるくらい美味しかったで〜す!たいかん食堂では、御飯と味噌汁と漬物がセットの「とんちゃん定食」で値段は1150円です。
最後に食べた対馬の料理は、本格的な「ろくべえ」と言う対馬の郷土料理を食べさせてくれる店、「らん亭」に行きました。
「ろくべえ」とは対馬の郷土料理で、昔は保存食として食べられていたらしく、サツマイモの澱粉をこねて作った太くて短いが麺類みたいな感じの食べ物で、うどんみたいにつゆで頂きます。ろくべえの食感はプルンプルンで固めのゼリーみたいで独特の歯応えがあります。つゆとも良く絡み味が染みて美味しかったです。値段は500円です! そば感覚で食べれるのだが、対馬のうどんやそばはかなり甘い味付けなので、このろくべえのつゆもかなり甘かったです。