琵琶湖

2018年07月29日

琵琶湖に浮かぶ日本唯一の有人島・沖島を散策!

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今日は今月初めに滋賀県彦根市で行われた鮒寿司講習会に参加した後に、湖に浮かぶ日本唯一の有人島・沖島に行ったので紹介します。沖島は琵琶湖に浮かぶ有人島で滋賀県近江八幡市に所属します。




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沖島へは同市の堀切港から、沖島通船の船に乗って行く事ができます。便数も比較的多く1日・10〜12便あり、乗船料は往復で1000円です。




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船に乗ること10分 沖島に到着しました。 島の第一印象はさすが漁師の島ですね。船だらけです!^^ 




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ここが沖島の船着場の目の前にある、島の中心的建物・沖島漁業会館です。




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現在の沖島の人口は300人ほど。主な産業は漁業で、沖島だけで琵琶湖全体の漁獲水揚げ量の半分を担っているそうです。だから船が多いのも納得ができます。ちなみに島内には信号機や大きな道路がないので車やバイクもありません。島民の島内の移動手段は3輪の自転車でした。




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沖島漁業会館には観光客向けに漁師の奥さんたちが営む売店があり、そこで食事や弁当(要予約)・土産物を買う事ができます。




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暑かったので、沖島で栽培されたサツマイモの入った沖島のご当地アイスクリームを食べました。名前の通りやさしい味わいで、サツマイモがごろごろ入ってて美味しかったです。




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次に食べたのが沖島の名物になってる、沖島よそものコロッケで値段は300円です。なぜよそものかと言うと、このコロッケは原料に琵琶湖に生息する外来魚で生態系を崩す事から駆除の対象となってるブラクバスを使ってるのでよそものらしいです。ブラックバス・おから・玉ねぎ等で作られたコロッケでややスパイシーな味付けでとても美味しかったです。




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軽く休憩をした後は島内を散策! 島にあった鮒寿司の看板です、沖島は漁業が盛んですが、鮒寿司の生産も盛んな様です。その為、島内のあちこちに鮒寿司を漬ける時に使う重石が置いてありました。




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築100年以上の古民家を改装し、沖島の漁業の道具などが展示され沖島の昔からの生活を知る事のできる、おきしま資料館がありました。入館料は200円でも係の人がいなかったので入れませんでした。




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島内には湖の中にある日本唯一の郵便局もありました。名前は近江八幡沖島郵便局です。ここから沖島オリジナル葉書で手紙を送ると、沖島の風景消印を押して郵送されるそうです。




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島内の路地にはこんなポスターも、島にごろごろ転がる重石やこの
ポスターからも鮒寿司作りが盛んな事がうかがえます。


いいキャッチフレーズですね!


  「 海なし県の離島 沖島 」




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島に唯一ある酒屋さんの自販機です!ビール・酎ハイ・ジュース・お茶・スポーツドリンク・日本酒と何でも売ってます!^^




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自販機で1200円で売られてた、島の酒屋さん・西居酒店のPBの酒が売られてました。レアなので即買いしました。^^ 詳しくは飲んだら紹介しますネ。





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沖島をのんびり散策したかったのですが、時間の都合もあり1時間半ほど散策して、沖島を後にしました。



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  さようなら〜 沖島〜




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沖島は本土になるのかなぁ・・・?近江八幡市の対岸から1.5kmしか離れてないため、アッと言う間に着きますが、船でしか移動手段がないので時が止まった様な長閑な雰囲気があり、昭和の面影を色濃く残す島でとても良かったです。是非来年も鮒寿司講習会の後に行ってみようと思います。気になる方は是非沖島に行ってみてください、本土では味わえない独特の素晴らしい雰囲気を体感できますよ。




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近江八幡市の対岸から見た沖島  おわり






tanjo0711 at 22:58|PermalinkComments(0)

2018年05月07日

滋賀の地酒と肴は琵琶湖産の湖の幸!

観音の里・純米酒 (1)

「今日の晩酌!VOL.1456」今日は滋賀県長浜市にある、道の駅・湖北みずどりステーション980円で購入した、同市の酒蔵・山岡酒造の酒「観音の里・純米酒」を少し冷やして飲みました。酒は精米歩合65%の米で仕込んだ純米酒で、ラベルの原材料名の表記には米・米麹・醸造アルコールと書かれていましたが、醸造アルコールの表示が修正液で消されていて、純米酒のラベルとして使用しています。元々この「観音の里」の銘柄は普通酒で使われていたラベルかもしれませんね。飲んだ感想はやや淡麗の少し酸の浮いた感じのある酒でやや辛口です。淡麗ながら旨味もそこそこ感じられて結構美味しかったです。純米酒で箱入りで980円という値段は安くてお買い得でした。




観音の里・純米酒 (2)



◎原材料名/米(国産)・米麹(国産米)

◎精米歩合/65%

◎アルコール分/15度以上16度未満





山岡酒造



山岡酒造有限会社



滋賀県長浜市高月町西阿閉1395





琵琶湖の幸

今日の酒の肴は滋賀県長浜市にある、産直びわ・みずべの里で購入した、鮒の刺身ビワマスの煮付け鮒寿司です。どれも天然物の琵琶湖産です。




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一品目 鮒刺身です! 琵琶湖産の天然物で投網漁で獲れた鮒を使用してます。鮒の刺身に鮒の卵がまぶされていて、わさび醤油に付けて頂きます。コリコリと弾力のある食感に卵のプチプチ感があります。少し鮒独特の癖がありますが、旨味があって美味しかったです。432円で美味しい鮒の刺身が食べれるなんて地元の人はが羨ましいです。日本酒との相性も非常に良かったです。




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2品目は琵琶湖産の天然のビワマスの煮付けです。山椒を利かせて甘辛く煮付けられています。でも山椒の味わいが私的には日本酒には合わず、味付けが濃いので酒の肴よりはご飯のおかずですね。酒を飲みながらご飯と一緒に食べたらとても美味しかったです。




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3品目は滋賀県の郷土料理である鮒寿司です!鮒寿司は基本は子持ちのメスのニゴロブナで作りますが、卵が無いオスのニゴロブナでも作れてて、オスはメスに比べ商品価値が低く安価で売られています、今回のスライス少量パックもメスは540円だったが、卵無しのオスのパックは270円と安かったです。確かに子持ちの鮒寿司は美味しいが、コレステロール値と尿酸値の高い私にとってはオスの方がカラダと懐に優しいので、売っていればオスを買っています。食べた感想はもう慣れてますが鮒寿司独特の臭いが漂いますが、爽やかな酸味があって噛めば鮒寿司から発酵してたんぱく質が分解されたできたアミノ酸の旨味があり、旨味と酸味が合わさり独特の味わいで美味しい!またこの味わいが日本酒にも良く合ってたまりませんね!久々に食べる鮒寿司は最高です!また発酵により大量に増えた乳酸菌を含む鮒寿司の飯の方も整腸作用などがあり、カラダにも良く爽やかな酸味でチーズにも似た味わいで、鮒寿司を食べ終えた後もこの飯だけを肴に酒を飲んでも美味しいです。


tanjo0711 at 21:42|PermalinkComments(4)